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6月6日 第52回関東実業団剣道大会
先鋒戦、開始早々から赤(NTT)・阿南、白(伊田テク)・池西とも激しく打ち合う。
中盤にさしかかった頃からやや見合う展開となる。両者とも、小手、面を鋭く狙い打つ。
終盤、阿南は間合いを詰め引き面、試合終了間際に飛び込み面を放つも一本は奪えず、引分けに終わった。
次鋒戦、試合開始の立ち合いで赤・中澤が面を決める。
中澤は片手面の大技を見せるも届かず。試合は中澤ペースで進み、白・内田は攻めきれない展開が続く。
終盤にさしかかったころ、両者とも構え状態での攻防となり、中澤が素早く間合いを詰め面を放ち二本目を奪い勝利した。
中堅戦、白・田口が面を中心に果敢に攻める。間合いを切り、さばく赤・下村。
1分がすぎた頃、両者が鍔競りからわかれ近い間合いから放った田口の面に下村が小手を合わせて先制する。
田口は攻めるが思い切ったうちができない。下村は相手の動きを良くみて打ち終わりを狙う。
田口はタイミングよく小手面を放った場面もあったが決定打とはならず、下村の一本勝ちで試合が終わった。
副将戦、引分けで優勝が決まる赤・国本。勝たなければならない白・橋本。プレッシャーがかかる場面だ。
橋本は試合開始から相手の動きを良く見て攻め、また打ち終わりを狙う。
試合中盤からはさらに橋本の攻めが厳しくなり、ペースを握りだす。国本は、踏み込んだ打ちができない。
試合開始から約3分、橋本が攻め、国本の手元を上げさせて小手を放ち、まず一本を奪う。
橋本は攻める姿勢を崩さない。突きから面への連続技が相手の面を捕えたが、有効打にはならず。
橋本が一本勝ちで試合をおさめた。
大将戦、白、伊田テク・内田は赤、NTT・岡を相手に「二本勝ち」が絶対条件。岡は昨年の全日本選手権に出場している。意地とプライドの対決となった。
内田は開始の立ち合いで鋭い面を放つ。この一打で内田ペースとなり、抜き胴、面など休む事なく攻め続ける。
中盤、両者竹刀が胸に付く位置での攻防となり、内田が岡の竹刀を払い、引き面を決める。
二本目を奪おうと、内田は攻める。岡は抜き胴を狙う場面もあったが、足がついてこない。
試合終了間際、岡が面を放つと内田が抜いて面を決め、二本勝ちをおさめ、代表戦へつなげた。
代表戦は赤、NTT中堅・下村、白、伊田テクは副将・橋本となった。
両者とも慎重に試合を行なう。構えた状態からの攻め合い、打ち切れずに鍔競りになることが何度もあるくらい緊張感のある攻防を見せる。
試合開始から20分があっという間に経過し、長期戦となった。25分が経過したころ、両者構え合った状態から橋本が小手を放ち、一本を奪った。
橋本曰く「この小手はを狙ったいた。小手を打つ為の試合展開を考えていました。」と語った。当人同士にしかわからない「心理戦」がこの試合にはあったのだ。
この瞬間、伊田テクノスの3年ぶり3度目の優勝が決まった。
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