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【特集】2017/11 日章学園高等学校 潜入取材!


全国大会制覇へ!甲斐・日章学園が始動!!

日章学園

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日章学園・甲斐修二監督

宮崎県宮崎市にある日章学園高等学校。剣道ではインターハイや九州大会へ出場する強豪校。

その名門に、一昨年4月より剣道部監督に就任したのが甲斐修二だ。甲斐監督は、東京の高輪高校でインターハイ団体優勝3回に導くなど名将。さらなる「挑戦」を求め、日章学園を全国大会優勝に向けて強化している。そして、女子はインターハイに出場するなどの活躍をみせ、男子に関しても県大会を制すなど成績も残してきている。

今回は日章学園の稽古に潜入し、稽古を徹底取材!

稽古メニューに関しては高輪時代と変わらぬ、徹底した基本稽古と多くのバリエーションを取り入れた技稽古を日章学園でもおこなっている。

面や小手などの基本打ち、さらには逆胴や片手面など。面から小手、小手から胴、突きからの連続技、引き技においてもその種類は多い。一つでも多く技を身に付けることともに、左手、手首の使い方を覚えることにもつながる。

稽古では常に「中心、左手、左足」の意識を持たせるアドバイスを、甲斐監督は送る。時に厳しい声をかけることもあるが、これが「正統派剣道」を生み出す秘訣と感じる。

基本打ちが終わり応用技に入ったころ、白の道着に着替えた甲斐先生は登場した。

鋭い眼差しで部員を見つめ、左手の使えていない選手に対して身振り手振りで指導する。できるまで何度も繰り返しおこない、当然、他の部員も

繰り返されるメニューをこなす。地味にも思える基本稽古の積み重ねが正しい剣道へと導く。

基本稽古を終えたのち、地稽古、掛かり稽古へと続く。甲斐先生は面をつけ、部員一人ひとりに稽古をつける。

地稽古から次第に部員にとっての課題となることや、出頭技へなど個人指導へ。繰り返される打ち込みに選手の体力が奪われ、打突の力もなくなっていくが、それでも稽古は終わらず何度も何度も繰り返される。また、監督が自ら元に立つことにより選手の緊張感も違い「全力を出し切る稽古」にもつながる。繰り返される基本、打ち込みにより自然と体に染み付かせるのだ。

最後は全員で出頭の連続打ち、切り返しをおこない稽古が終了。

監督に話をきいたところ「東京にいても九州にいても、やることは一緒」また「全国大会優勝を最大の目標としている」と語った。部員に関しても宮崎県は当然のこと、九州、また関東や全国から実績のある選手が集まりだしており、今後の活躍に期待したい。

※取材は2017年11月時のものです。

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動画

稽古潜入動画&LET’S KENDO杯(試合)

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※編集後記

この日章学園の取材は2017年11月に収録したものです。特集動画はYouTubeに公開していましたが、このLET’S KENDOでの特集ページが大幅に遅れてしまいました。楽しみにしていただいた方々がおりましたら、申し訳ありません!

私は約20年前、高輪高校で三年間、甲斐先生の指導を受けていました。甲斐先生が高輪高校剣道部の時はよく取材を受けていたの、あえて取材依頼をしませんでした。そして、高輪高校を定年退職し日章学園へ行くことを聞き「このタイミングだ!」と思い、取材依頼したところ快諾していただきこの特集をおこなうことができました。感謝です!!

道場での雰囲気は自分が知る限りですが高輪剣道部の雰囲気があり、また、稽古メニューも変わらず、どこか親近感を覚えてしまいました。

基本稽古の取材を行い、地稽古から自分は取材を放棄し!?甲斐先生、部員の方々と稽古をやらせていただきました。先生からは的確なアドバイス、そして高校生からもひたむきな姿勢を改めて思い出させてくれました。みなさま、本当にありがとうございました!!

 

【特別企画】熊本県警剣道特練 潜入取材!

熊本県警剣道特練特集

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熊本県警剣道特練

熊本県警剣道特練
熊本県警剣道特練の稽古、基本講座を特集!

剣道王国といわれる九州・熊本。現在、熊本県警察剣道特練は、県内出身者を中心に九州から選手が集まっており、全国警察剣道大会では強豪ひしめく1部で凌ぎを削るトップチームである。
同特練からは数々の指導者、名選手を輩出している。
現在、村木英仁監督が指揮し、主将の山口直広がチームをまとめている。選手には昨年の全日本剣道選手権で2回目の優勝したことが記憶にあたらしい西村英久が在籍し、九州学院時代の同級生である前田智博、石谷尚也など主力は20代後半の実力と経験を兼ね備えた選手たちが切磋琢磨する。また、若手選手も積極的に起用し育成にも力を入れている。女子選手では、日本代表の渡邊タイが所属している。
現チームの選手の多くは熊本出身であり、稽古前には円陣を組みチームワークの良さも感じられた。稽古の積み重ねや他チームにはないひとつひとつの要素が強さを生み、47都道府県のうちたった12チームしか所属できない全国警察剣道大会・1部で優勝を目指している

短時間で効果的な稽古!

剣道特練の朝稽古は1時間おこなわる。選手はリラックスしつつも集中し、稽古の準備を進める。体操、素振りをおこなった後、面をつけて追い込みをおこなった。最初に追い込みをするのは「常に全力で稽古を行い、だしきること」を意識しているという。一度息をあげ、基本打ち込みを中心におこない地稽古へ。最後は最大集中し正面打ちを三本おこない終了。

 

動画企画!

短時間稽古メニュー

・体操・素振り/10分
・追い込み/15分(大きく面、大きく小手面、小さく面、小さく小手面、切り返し)
・打ち込み/15分(面、小手、小手面、突き、技稽古)
・地稽古/20分
・正面打ち 3本

基本講座(動画)

・素振り 鈴木貴大選手

・切り返し 鈴木雄大選手 元立ち・桑原幸成選手

・面打ち 渡邊タイ選手 元立ち・梅田昇治選手

・抜き胴 石谷尚也選手 元立ち・山口卓也選手

・小手面 桑野優大選手 元立ち・坂田瑛樹選手

・打ち込みかかり稽古 渡邊タイ選手 元立ち・山口直広選手

選手紹介

村木監督

【特別企画】熊本県警剣道特練 潜入取材!

更新日: 2018/1/26

熊本県警剣道特練特集

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熊本県警剣道特練

熊本県警剣道特練
熊本県警剣道特練の稽古、基本講座を特集!

剣道王国といわれる九州・熊本。現在、熊本県警察剣道特練は、県内出身者を中心に九州から選手が集まっており、全国警察剣道大会では強豪ひしめく1部で凌ぎを削るトップチームである。
同特練からは数々の指導者、名選手を輩出している。
現在、村木英仁監督が指揮し、主将の山口直広がチームをまとめている。選手には昨年の全日本剣道選手権で2回目の優勝したことが記憶にあたらしい西村英久が在籍し、九州学院時代の同級生である前田智博、石谷尚也など主力は20代後半の実力と経験を兼ね備えた選手たちが切磋琢磨する。また、若手選手も積極的に起用し育成にも力を入れている。女子選手では、日本代表の渡邊タイが所属している。
現チームの選手の多くは熊本出身であり、稽古前には円陣を組みチームワークの良さも感じられた。稽古の積み重ねや他チームにはないひとつひとつの要素が強さを生み、47都道府県のうちたった12チームしか所属できない全国警察剣道大会・1部で優勝を目指している

短時間で効果的な稽古!

剣道特練の朝稽古は1時間おこなわる。選手はリラックスしつつも集中し、稽古の準備を進める。体操、素振りをおこなった後、面をつけて追い込みをおこなった。最初に追い込みをするのは「常に全力で稽古を行い、だしきること」を意識しているという。一度息をあげ、基本打ち込みを中心におこない地稽古へ。最後は最大集中し正面打ちを三本おこない終了。

 

動画企画!

短時間稽古メニュー

・体操・素振り/10分
・追い込み/15分(大きく面、大きく小手面、小さく面、小さく小手面、切り返し)
・打ち込み/15分(面、小手、小手面、突き、技稽古)
・地稽古/20分
・正面打ち 3本

基本講座(動画)

・素振り 鈴木貴大選手

・切り返し 鈴木雄大選手 元立ち・桑原幸成選手

・面打ち 渡邊タイ選手 元立ち・梅田昇治選手

・抜き胴 石谷尚也選手 元立ち・山口卓也選手

・小手面 桑野優大選手 元立ち・坂田瑛樹選手

・打ち込みかかり稽古 渡邊タイ選手 元立ち・山口直広選手

選手紹介

村木監督

【特別企画】愛知県警剣道特練 潜入取材!

愛知県警剣道特練 特集

3/26(金) 近本巧先生「打突の心得・面」をFRESH!で先行公開!!

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愛知県警剣道特練

特練員
愛知県警剣道特練は愛知県武道館にて日々稽古している。

幾多の名選手を輩出している警察剣道の名門、愛知県警察剣道特練。近年では警察大会1部準優勝などの活躍を見せたものの、降格を味わうなどあらゆる経験を積み復活を目指している。現在、警察大会準優勝した時の若手メンバーが現在の主軸に育ち、さらに実力のある新戦力を加え1部への昇格、そして初優勝を目指し日々稽古を積んでいる。

取材をしたのは2月は試合が少ない事もあり、基礎の要素を強めたメニューとなっていた。体力トレーニングに始まり、稽古では徹底した基本打ちが中心となり、かかり稽古や追い込み稽古などは比較的少ない状況だった。

愛知県警剣道特練の主な試合は4月に国体予選、6月に全日本選手権予選、7月の管区大会、そして9秋の警察大会個人戦、団体戦となっており月を重ねる毎に試合に向けた稽古メニューに変更していく。

※取材時は近本巧監督。4月からは安藤戒牛監督が就任している。

【取材時の稽古メニュー】

・準備運動・素振り

・すり足の切り返し
・踏み込み足の切り返し
・30本切り返し
・一息の切り返し
・すり足の基本
・面  小手  胴  突き  小手面  小手胴 各二本
・すり足の応じ技
・面の応じ六本  小手の応じ六本
・基本打ち
・技の研究
・地稽古
・一本勝負
・切り返し

実践しやすく効果的な稽古メニュー

稽古風景
取材の日は警察業務やケガをした選手もおり若干少ない人数となった。

警察剣道といういわば「剣道のプロ」であっても、基本的な稽古の積み重ねであることを感じた。詳細は動画で確認して頂きたいが「すり足」メニューに関して選手に話を聞いても「正しい動作を意識し、竹刀の軌道、打突部位の確認をしていると、自分なりの課題もわかり非常に良い稽古です。続けていると足の運び方も良くなります。」と聞いた。非是実践して頂きたい稽古の一つである。

動画ではさらに現役選手による「打突の心得」を紹介しています。

・連続正面素振り(谷選手)

・出小手(島崎選手)

・面返し胴(近藤選手)

・上段からの片手小手(北村選手)

※動画の最後は木谷選手、谷選手のインタビューあり。

稽古&講座 動画

愛知県警剣道特練1

選手紹介

志水選手

日置選手

近藤選手

北村選手

権丈選手

谷選手

島崎選手

迫選手

志田選手

野田選手

木谷選手

吉武選手

中村選手

津田コーチ

近本先生

※取材時、稽古参加者

【特別企画】愛知県警剣道特練 潜入取材!

更新日: 2017/5/26

愛知県警剣道特練 特集近本先生 講座

3/26(金) 近本巧先生「打突の心得・面」をFRESH!で先行公開!!

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愛知県警剣道特練

特練員
愛知県警剣道特練は愛知県武道館にて日々稽古している。

幾多の名選手を輩出している警察剣道の名門、愛知県警察剣道特練。近年では警察大会1部準優勝などの活躍を見せたものの、降格を味わうなどあらゆる経験を積み復活を目指している。現在、警察大会準優勝した時の若手メンバーが現在の主軸に育ち、さらに実力のある新戦力を加え1部への昇格、そして初優勝を目指し日々稽古を積んでいる。

取材をしたのは2月は試合が少ない事もあり、基礎の要素を強めたメニューとなっていた。体力トレーニングに始まり、稽古では徹底した基本打ちが中心となり、かかり稽古や追い込み稽古などは比較的少ない状況だった。

愛知県警剣道特練の主な試合は4月に国体予選、6月に全日本選手権予選、7月の管区大会、そして9秋の警察大会個人戦、団体戦となっており月を重ねる毎に試合に向けた稽古メニューに変更していく。

※取材時は近本巧監督。4月からは安藤戒牛監督が就任している。

【取材時の稽古メニュー】

・準備運動・素振り

・すり足の切り返し
・踏み込み足の切り返し
・30本切り返し
・一息の切り返し
・すり足の基本
・面  小手  胴  突き  小手面  小手胴 各二本
・すり足の応じ技
・面の応じ六本  小手の応じ六本
・基本打ち
・技の研究
・地稽古
・一本勝負
・切り返し

実践しやすく効果的な稽古メニュー

稽古風景
取材の日は警察業務やケガをした選手もおり若干少ない人数となった。

警察剣道といういわば「剣道のプロ」であっても、基本的な稽古の積み重ねであることを感じた。詳細は動画で確認して頂きたいが「すり足」メニューに関して選手に話を聞いても「正しい動作を意識し、竹刀の軌道、打突部位の確認をしていると、自分なりの課題もわかり非常に良い稽古です。続けていると足の運び方も良くなります。」と聞いた。非是実践して頂きたい稽古の一つである。

動画ではさらに現役選手による「打突の心得」を紹介しています。

・連続正面素振り(谷選手)

・出小手(島崎選手)

・面返し胴(近藤選手)

・上段からの片手小手(北村選手)

※動画の最後は木谷選手、谷選手のインタビューあり。

稽古&講座 動画

愛知県警剣道特練1

選手紹介

志水選手

日置選手

近藤選手

北村選手

権丈選手

谷選手

島崎選手

迫選手

志田選手

野田選手

木谷選手

吉武選手

中村選手

津田コーチ

近本先生

※取材時、稽古参加者

【特別企画】北海道警察剣道特練・潜入取材!

更新日: 2017/2/15


北海道警察剣道特練

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2/15公開! 第二弾 基本打ち講座&スペシャルインタビュー!

【基本打ち講座】

素振り編・松井雅嗣
切り返し・林 豊大
切り返しの受け方・倉岡 修
面打ち・飯田章太郎
小手打ち・吉田佳世
引き技・地白允大
突き打ち・安藤 翔

【スペシャルインタビュー】

地白允大 & 安藤  翔

第一弾 動画・前編【基本打ち・地稽古編】

前編動画

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北海道警剣道特練

※準備中

稽古内容

※準備中

基本講座

※準備中

剣道特練選手

【特別企画 】北海道警察剣道特練・潜入取材!


北海道警察剣道特練

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2/15公開! 第二弾 基本打ち講座&スペシャルインタビュー!

【基本打ち講座】

素振り編・松井雅嗣
切り返し・林 豊大
切り返しの受け方・倉岡 修
面打ち・飯田章太郎
小手打ち・吉田佳世
引き技・地白允大
突き打ち・安藤 翔

【スペシャルインタビュー】

地白允大 & 安藤  翔

第一弾 動画・前編【基本打ち・地稽古編】

前編動画

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北海道警剣道特練

※準備中

稽古内容

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基本講座

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剣道特練選手

【特集】佐野日大〜強豪校の稽古に潜入!〜

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佐野日大剣道部ってどんなとこ!? 大関監督が語る。

強豪校への道。指導方針とは??

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大関利治監督、部員とは自然体で接するも稽古では厳しい視線も。

 近年、栃木県男子代表として全国高校選抜やインターハイに出場し上位進出を果たすなど、強豪校として名を上げている佐野日大。6月におこなわれたインターハイ予選・団体戦では決勝で惜しくも敗れたが、個人戦では上位を独占し岡山インターハイへの出場を決めた。また、女子部は団体での全国大会への出場は叶っていないが、あと一歩のところまで来ている。
部員は少年剣道でもレベルの高い栃木県を中心に関東、そして全国から集まっている。遠方からの選手は学校に併設されている寮で共同生活をしている。
そして、この剣道部を率いているのが大関利治監督。大関監督は栃木・練兵館から栃木南高校、筑波大学で活躍し、全日本剣道選手権においてもベスト16という成績を残している、名選手でもある。剣道部部長には安藤昇先生、荒井奈津美コーチの3人体制で剣道部を強化している。

佐野日本大学高等学校は「佐野厄除大師」や「佐野ラーメン」で有名な栃木県佐野市にあり、都心から車で1時間程度。
そして、剣道部の稽古がおこなわれる道場は数年前に大関監督監修のもとに改築され、陽の入る明るい道場内と厳選された無垢の床材を使用した床は踏み込みの音も響き渡り、絶好の稽古環境となっている。

取材当日、部員達が集まり先輩が後輩へ指示を出すようなピリついた雰囲気になるかと思っていたが、先輩後輩関係なくリラックスし談笑していた。この雰囲気について大関監督は「ユルくて困っちゃいます」と話していたが、この先輩後輩の仲の良さもチームワークとなり士気高める要因の一つだろう。

強豪校だけに稽古内容については「長くてキツい稽古」を連想していたが、これも予想を裏切るものだった。
大関監督は「私は長い時間稽古するのは好きではないです。また、同じメニューを繰り返すのも好きではない。繰り返し積み重ねることも「修行」という意味では当然必要ではありますが、同じことに慣れてしまうとそれ以上を求める意識、向上心が鈍くなってしまう気がします。そのことを踏まえ、練習メニューはバリエーションを増やすようにしています。また、部員に課題を与えて考えさせるようにしています。」と話した。
稽古は2時間以内で短時間、稽古内容はマンネリ化しないように曜日毎に変えている。通常は一週間を1サイクルとし、週末におこなわれる大会や遠征や練習試合などを念頭におき、コンディションの調整と鍛える稽古を組み合わせている。

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稽古前は和やかな雰囲気。

・月曜日、掃除、自主練習。
週末の試合等の疲れを取る。自主練習に関しては「どうせやらされるのだろう」と思いきや、部員にそれぞれの意思に任せており、帰る部員もいれば、それぞれの課題を克服する稽古をする部員もいる。
・火曜日、サーキットトレーニング「剣トレ」中心のメニュー(※稽古潜入コーナー参照)
・水曜日、トレーニング、走り込みや階段ダッシュ。「面を付けない」稽古、道場での素振りや摺り足、(面を付けない)追い込み稽古。
・木曜日、基本・技稽古、地稽古
・金曜日、基本稽古、試合を想定した稽古、部内戦など週末に向けた稽古をとりいれる。
・土曜日・日曜日、大会・遠征・練習試合。(試合等がない場合は、基本・技・剣トレなど通常稽古。)

チームの強化方針について「10年以上前、チームがなかなか勝てていなかったときに他県の強豪校を研究しました。練習試合で胸を借りだけではなく、その選手達が面を外した後の行動も含めて。そこで一つわかったことは、うちの部員にはない「自主性」があったのです。例えば、稽古で怒られたことや口数の少ない先生の指示に対して、その意図を汲み取ろうとすることも自主性につながるのだと感じました。佐野日大の部員達には自主性を求め、月曜日の自主練習の日をはじめ、日々の行動についても私が指示を出さずとも自分たちの考えで行動できるように求めています。」
指導した事のみをやるのではなく「考えさせること=自主性」により、さらなる成長を見込むのだ。

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熱の入った指導を真剣に聞く部員たち

 指導については「まず、監督とは部員のマネージメントです。指導に関しても各部員に対してそれぞれ課題の出し方、練習メニューや試合に向けたモチベーション・コンディショニングなどをアドバイスし、マネージメントしていくことが大切だと思っています。どのようなタイミングで諭し、喝を入れていくか、その子に合わせて対応するようにしています。
いまは剣道人口が少なくなっていることもあり、小・中学校(または少年剣道)で活躍した資質のある選手がそのまま高校、大学で活躍していることが多く、昔のように「これから(高校で)鍛えれば強くなる」と思う選手が少なくなっています。昔はいろいろな剣風の選手がおり、小・中学校の頃は無名だった選手が高校で急に強くなったこともたくさんありましたが、いまは小さい頃から良い指導も受けており、また、大会や練習試合も多く経験し、ある程度完成された選手が多いと感じます。
そこで私になにができるかと考えた時、剣道は強くても考え方が未熟な部分があり、そこを育てること、すなわち人間性の成長を考えています。剣道の技術的なことより、人間性を育てる事によって剣道も強くなる事が多々あるのです。
そして剣道の部分では、攻めながらも守りで終わらず、さらに攻めて終わる「攻防一致」を心がけるように指導しています。その中で、それぞれに選手の個性を生かして強くしたいと思っています。」
攻防一致という意味で印象的な試合は、3月に開催された全国高校選抜の予選リーグ初戦で強豪校と対戦し引分けた試合。「守りで終わる」剣風だったら、きっと負けていたのではないだろうか。話を聞いてあの試合の意味が深まった「さらに攻めて終わる」という事が選手にインプットされた結果なのだ。
そして個性という意味では、今年の佐野日大のレギュラーメンバーを見ても個性に溢れている。一つの例としては、ある大会で大将をやっていた選手が、別の大会では先鋒にチェンジし適応していた。その選手の個性と可能性を見極め采配した知将・大関監督。
選手との接し方、メッセージとして大関監督は「自然体を心がけています。やることはやらせますが、時に優しく、メリハリを付けています。ただ、情熱だけは伝えていきたいと思っています。部員達には何事も楽しんでもらいたいですね。キツい厳しい事も楽しんで日本一になることを目指しています。成長のためにも「愛される、応援される選手」になって欲しいですね。」と話した。

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女子部の強化も進む。

 応援される選手とは、怒られて反省し萎縮してしまうより、褒められた方が強くなれるという意味が込められている。
男子キャプテンの吉田選手は「稽古は短時間で集中し、内容の濃いものにしていくよう心がけています。そして一人一人が意識を高めてチームのレベルを上げていきたいと思っています。」と力強く話してくれた。

最後に、女子部は栃木県の予選で全国選抜、インターハイ団体ともに3位、インターハイ個人予選では3位に2選手と本当にあと一歩のところで全国大会出場を逃した。県大会突破を目指す荒井コーチは「過去に個人ではインターハイ出場選手もいるのですが、団体戦では関東大会に出場していますが全国大会がまだなので、男子と共に出場できるようにしたいです。(課題としては)試合の途中で集中力が切れてしまう事があるので、修正していきたいと思います。」と語った。

どんどんひも解かれていく強豪校の極意!

次は基本稽古と佐野日大オリジナルサーキットトレーニング「剣トレ」を中心、大関先生の解説付きで紹介!

【稽古】

日替わり稽古メニュー

月曜日

  • ※週末の試合等の疲れを取る日
  • ・掃除
  • ・自主練習
    それぞれの課題を克服する稽古をする。体調に応じて帰る部員もいる。

火曜日

  • ・「面を付ける」稽古日
  • ・サーキットトレーニング「剣トレ」中心の稽古メニュー

水曜日

  • ※「面を付けない」稽古日
  • ・トレーニング
  • →走り込みや階段ダッシュ
  • ・道場で素振りや摺り足
  • ・「面を付けない」追い込み稽古 等

木曜日

  • ※通常稽古日
  • ・基本・技稽古、地稽古

金曜日

  • ※目的に応じた稽古日
  • ・基本稽古
  • ・試合を想定した稽古
  • →部内戦など週末に向けた稽古を取り入る

土曜日・日曜日

  • ※大会・遠征・練習試合。
  • ※試合等がない場合は、基本・技・剣トレなど通常稽古

基本稽古メニュー

【切り返し】

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  • ※打ち込みの要素を加えた、バリエーションのある切り返しメニュー。
  • ・5回面・切り返し
  • ・5回突き・切り返し
  • ・早い切り返し
  • ・一息の切り返し
  • ・お互いの切り返し

【面・小手】

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  • ・大きく面打ち
  • ・小さく面打ち
  • ・攻め足を入れた面打ち
  • ・中心をとって面打ち
  • ・上から小手打ち
  • ・下から小手打ち
  • ・表から抑えて小手
  • ・裏から抑えて小手

【突き・胴・上段に対して】

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  • ・表から突き
  • ・裏から突き
  • ・胴打ち
  • ・逆胴
  • ・上段に対する打ち込み
  • ・上段に対して片手突き
  • ・上段に対して小手
  • ・小手面連続打ち
  • ・小手胴連続打ち
  • ・突きから面の連続打ち
  • ・突きから小手の連続打ち

面・突きのポイント!

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※切り返しは力を抜いて自然体、背中・肩を使い大きく振り、足の力も含めて剣先伝える。
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※面打ち、右手に力が入ると竹刀を操作できない。
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※竹刀は柔らかく握り、しっかりと振る。
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※足を上げようとすると腰が曲がってしまい、前に打てない。
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※膝を柔らかく使い、前へ。手の内を使いしっかりと打つ。
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※手の内と足・膝が連動し、しっかりとした打ちができる。
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※突きは手で打たず、体移動する。
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※突きは、雑巾(水たまり)を飛び越えるイメージ。左足が流れないように。
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※左手の脇があかないように注意する。
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※体移動し、構えが崩れなければ突きはあたる。
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※試合では相手の居着きを狙う。
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※左足を引きつける。

佐野日大オリジナル・サーキットトレーニング【剣トレ】

サーキットトレーニングにはスピード、打突力(手の内)、その場で相手をとらえる技術(出頭)、相手が下がっときとらえる技術(追い込む)を組み込んでいる。

5人一組になり、各メニューを30秒ずつおこなう。とにかく「全力」でやる!

  • ・Aパターン【打ち込み】切り返し、早素振り、その場で打つ小手面連打、左右胴の切り返し 各30秒
  • ・Bパターン【追い込み】面、小手、小手・面、胴 各30秒(道場2往復)
    ※通常稽古時はA、Bを2~3セットおこなう。

剣トレのポイント!

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※切り返しはスピードと打突力を意識する。
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※早素振りもスピードと打突力!
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※その場で打つ小手面打ちは、手の内と出ばなをとらえる意識。
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※左右胴打ちは、手の内の使い方を意識する。
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※B・追い込みは、相手が下がったところを追って打つ技術。
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※B・面、小手、小手・面、胴各30秒は道場2往復できるスピードを養う。

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スペシャル動画・稽古風景&選手インタビュー!

第1回LET’S KENDO杯〜佐野日大新人戦トーナメント!〜

佐野日大の次世代を担う精鋭8選手によるガチ一本勝負!

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※LET’S KENDO特別ルール
・3分一本勝負(延長戦なし、決勝戦のみ延長戦あり)
・判定は、観戦者の拍手の大きさによって決定する。
・決勝は反則2回・一本を廃止。「有効打」により勝負を決する。
・観戦者の声援OK。フラッシュ撮影は禁止。
・その他、臨機応変に決定。

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※大関監督による厳正なる竹刀抽選にり8名を選出。
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※本気の勝負!
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※華麗な一本!
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※好勝負続出!

好試合続出!緊張感の一本勝負!!

試合ハイライト

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オープニング試合、中尾が坂田を積極的に攻める。
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坂田が中尾からメンを決めて勝利。
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1回戦第2試合、志良堂と大平の試合は好勝負となった。
1_1_2
大平がメンを決めて勝利し準決勝進出。
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1回戦第3試合、斉藤対高橋。小柄な斉藤だが、高橋へ果敢に面で勝負
1_3_takahashi
長身の高橋も豪快に面を放つ。オリジナルルール、拍手判定で高橋が勝利。
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1回戦第4試合、島田が勝負をかけて面に飛び込んだが、西野がコテを合わせて一本奪い勝利した。
sf1_oohira
準決勝第1試合、試合開始と同時に大平がメンに飛び込み、坂田から勝利。
sf2_takahashi
準決勝第2試合、高橋対西野は両選手とも面の打ち合い。
sf2_nisiho
最後は西野がドウを狙い勝利し決勝進出。
kesshou_oohira
決勝戦は大平と西野が対戦。大平が鋭く面を狙う。
kesshou_nisiho
最後は優勝を決めるにふさわしい一本、相面を西野が制し大会制覇。

1回戦・第1試合、オープニング試合は中尾(2年)と坂田(1年)の対戦。坂田は面を中心に積極的に攻め、中尾は逆胴、小手、面と技を散らす。試合終了間際、両選手はより激しさが増し、最後は坂田のメンと中尾の小手が交錯し、審判の旗は坂田に上がり1回戦突破を決めた。負けてしまった中尾は悔しさを隠さず、このLET’S KENDO杯がガチであることを証明してくれた。
1回戦第2試合、中学時には全国で活躍した選手同士の対戦、志良堂(1年、潮田中出身)と大平(1年、東松舘)。両選手とも動きを止めないスピーディな展開。2分過ぎ、志良堂が面を狙い足が止まった隙を大平が見逃さずに放った面が一本となり勝利した。
1回戦第3試合、小柄な斉藤(1年)と長身の高橋(2年)の一戦。高橋は試合開始早々から前で勝負、面を中心に攻め立てる。対する斉藤は胴、またタイミングよく思い切った面を見せるも時間切れ、初の観客拍手判定となり、6:4の拍手量で高橋が勝利した。
1回戦第4試合、地元栃木出身、間々田中で全中でも活躍した西野(1年)と、群馬から佐野日大へ入学した島田(1年)の対戦。試合開始から激しく打ち合い、西野が島田の面の誘を、島田は勝負をかけて面に飛んだが、西野がコテを合わせて一本奪い勝利した。
準決勝第1試合、坂田対大平。坂田は東松舘出身選手との連戦となった。試合開始と同時に大平が飛び込んだメンが一本となり、坂田は何もできずに敗退となってしまった。
準決勝第2試合、高橋対西野。第1試合に触発されてか、試合開始に面に飛び込んだ高橋、お返しとばかりに西野も面を返す!両選手の奮闘に観客からも「ツキだ!ツキにいけ!」とゲキが飛ぶ。最後は斉藤の面に西野が返しドウを決め決勝進出を決めた。
決勝戦、大平対西野。両選手ともはやる気持ちがあり蹲踞が合わない場面も。試合序盤に大平の逆胴、西野が諸手突き、そして大平も突き返すなど激しく打ち合う!最後は西野、大平ともしっかりと構え合い、両選手とも勝負と感じたのだろう、相面となった。この勝負、西野のメンに旗が3本上がり優勝をきめ、大平もその面を認めるように天を仰いだ。
優勝した西野は高校初タイトル?を奪取し「嬉しいです!」と笑顔で答えてくれた。

今回は「佐野日大・新人戦」として1、2年生8選手に出場してもらった。
入学間もない選手、これから勝負の2年生、どちらもハイレベルの選手だったことは見てもらえばわかってもらえただろう。今後も佐野日大の活躍に期待したい!

佐野日大の皆様、ご協力ありがとうございました!!

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