H22/5/9 第56回関東学生剣道選手権大会
東京・日本武道館にて行なわれた。
この大会は、7月に東京で行なわれる全日本学生剣道選手権大会への出場権をかけた大会でもある。
上位進出者また、敗者復活の全日本出場決定戦を勝ち進んだものにその出場権が与えられる。
今大会注目の国士舘・石田は、ベスト8で東農大・草薙に先制するも逆転の2本負け。
日体大の川崎は、二回戦で国士舘・安藤に勝つも、4回戦で早大・西村との龍谷高校同級生対決で敗れ、その後、敗者復活戦を勝ち抜き全日本選手権への出場を決めた。筑波勢、村上は3回戦、遅野井は2回戦で姿を消した。
ベスト4は、中央大4年・松崎(日章学園出身)。昨年、中央大学として全日本学生優勝大会への出場もかなわず、悔しい思いがあった。松崎は、ベスト16で佐伯(筑波)、準々決勝で吉野(東農大)を下してベスト4に残った。対戦相手は、東農大4年の草薙(大曲高校出身)。草薙は、準々決勝で、本命の国士舘・石田を接戦の末破り、準決勝へ進出してきた。
準決勝、勢いのある草薙を寄せ付けず、松崎は二本勝ちで決勝へ進む。
筑波大学3年生・神田(日田高校出身)は、いままでの実績を裏付けるかのような戦いだった。準々決勝では、上位進出者で唯一の1年生、法政大学の秀徳(福大大濠出身)を下し、準決勝へ進んだ。
対するは、早稲田大学3年生の西村。4回戦で日体大・川崎を下し、激戦区を突破してきた。その後も粘り強い戦いで準決勝まで勝ち上がり、準決勝でも西村は、神田の手元をあげさせ小手を決め一本勝ちで決勝へ駒を進めた。
決勝戦、中大・松崎対早大・西村の一戦は、試合終盤に西村の面をうまく捌き引き面を決め、一本勝ちで優勝を決めた。4年生としての意地・集大成を見せた。
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●結果
優勝 松崎 亮介(中央大学) |
敢闘賞 |
●トーナメント表
●試合レポート
決勝 |
準決勝 |