9月18日 第36回関東女子学生剣道優勝大会
第36回関東女子学生剣道優勝大会が、東京都足立区・東京武道館にて行なわれた。
87校がエントリーし、ベスト16に進出したチームには、11月に行なわれる全日本女子学生剣道優勝大会への出場権が与えられる。
試合は5人制団体戦、4分3本勝負(延長なし)で行なわれ、登録選手7名を試合ごとにオーダーを入れ替えることができる。
序盤戦、前々回優勝、7月の全日本女子学生選手権二位・佐藤率いる國士舘大学は、3回戦で法政大学と対戦し3-0で敗れ、2年連続で全日本女子学生への出場権を得る事ができなかった。
前回大会三位・日本体育大学は2回戦、日体大にとっては初戦で拓殖大学に1-0で敗れる番狂わせがあった。
その拓殖大学は4回戦で国際武道大に敗れるも全日本学生への切符は手にした。
9月12日に行なわれた関東学生(男子)で準優勝をおさめた明治大学は、男子部員の悔さを晴らすべくこの大会に臨んだが4回戦で神奈川大学に敗れるも、ベスト16を確保し全日本出場を決めた。
準々決勝は、法政対城西国際、埼玉対国際武道、駒澤対東洋、神奈川対筑波の顔合わせとなり、準決勝へは法政、国際武道、駒澤、筑波となった。
準決勝、法大対国武大は、先鋒を引分け、次鋒から大将までを法政が取り4−0で勝ち、4大会連続決勝進出を決めた。
一方の駒澤対筑波は、先鋒、次鋒を引分けるも、地力で勝る筑波が中堅、副将、大将を取り3−0で2年連続の決勝進出を決めた。
決勝戦、前大会と同一カードとなった法政対筑波。前大会は1−0の接戦を法政が制している。
5月の関東女子選手権大会(個人戦)では、筑波の原口が優勝、三苫が二位、法政は3位に坂本、長澤が入賞したが、その準決勝では筑波勢に敗れている。筑波と法政は、まさにライバル関係と言って過言ではないだろう。
その決勝戦、先鋒、筑波・前田が法政・坂本を二本勝ちで終え、次鋒戦、筑波・三苫が一本勝ちと前二つを取り試合を優位に進めていく。中堅を引き分けた後、後のない副将、法政・迫だったが、勢いに勝る筑波・山口に小手を奪われ一本負け。結果、3−0で筑波が法政を下し4年ぶり15度目の優勝を飾った。
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※9/19 準決勝、準々決勝UP(全アップ完了)
※9/18 決勝UP
●結果
優勝 筑波大学 |
敢闘賞(ベスト8) |
ベスト16(全日本女子学生剣道優勝大会出場) |
●トーナメント表
●試合レポート