8月9〜12日 青森インターハイ
平成23年度全高等学校総合体育大会剣道大会
第58回全国高等学校剣道大会
連日満員となった青森県武道館
優勝に大きく貢献した福大大濠・竹ノ内(8/15 暫定版トップページ)
平成23年8月9日〜12日まで、高校剣道日本一を決める全国高等学校体育大会(北東北総体)剣道競技が青森県弘前市・青森県武道館にて行なわれた。
最大の注目である男子団体戦の優勝は福大大濠(16年ぶり3度目)。
この優勝に大きく貢献したのが、福大大濠大将・竹ノ内佑也(3年生)だ。竹ノ内はレギュラーとして玉竜旗2連覇(2、3年時)は果したものの、インターハイは2年連続(1、2年時)3位という結果に終わっているだけに、当然チームとしても優勝は狙っているものの、竹ノ内自身としても悲願としていたことだろう。
竹ノ内の活躍は、先月行なわれた玉竜旗での決勝戦(対 水戸葵陵)、勝負は大将戦までもつれ込み優勝を決めた試合も記憶にあたらしく、このインターハイでもその実力を遺憾なく発揮し、チームが劣勢な状況でも大将として責任、堂々と戦い優勝へ導き、また、その剣風は観客をも魅了した。
決勝大将戦、優勝を決めた福大大濠・竹ノ内の面福大大濠は準々決勝で高輪(東京)を4−1で下し、準決勝は前回大会優勝校の安房(千葉)となった。
安房は前年度のメジャー大会三冠(選抜、インターハイ、国体)を成し遂げているため、今年のメンバーは比較の対象ともなっていた。しかし、関東大会三位、また出場大会での多くで上位進出を果し、このインターハイでも準々決勝で優勝候補・水戸葵陵を大将戦で下し、準決勝まで勝ち進みその実力を証明した。
決勝戦で接戦を演じた小山準決勝、福大大濠対安房の一戦は、安房先鋒・田中、次鋒・小川が連勝し、中堅が引き分け。大濠副将・平井が1本勝ち。安房は引き分ければ勝ち、大濠は1本勝ちで代表戦、2本勝ちで逆転勝ちと不利な状況であったが、大濠大将・竹ノ内が安房大将・千葉に2本勝ちで決勝進出を決める。
大会の最後を飾る、男子団体決勝戦。福大大濠の決勝の相手は、初優勝を狙う小山(栃木)となった。
その小山の勝ち上がりは、決勝トーナメント1回戦で鹿児島商業を3-0、準々決勝の桜丘を4-0、そして大将戦までもつれ込んだ準決勝の東海大四を2-2の本数差で下し、決勝へ勝ち進んできた。
決勝の試合展開は、大濠先鋒・志賀が1本勝ち、次鋒引き分け、小山中堅・奈良岡、副将・柳田が1本勝ちを続け、小山がリードし大将戦を迎える。大濠大将・竹ノ内にとっては、準決勝と同じ状況での大将戦となった
大観衆が見守るこの一戦で、本日一番の勝負強さを見せた竹ノ内。試合開始の立ち合いで面に飛び込み1本先取。2本目の立ち合いでも面を放つも浅く、近い間合いとなったが、再び面に飛び込み優勝決める1本を奪った。
試合後、大会優秀選手にも選ばれた竹ノ内に話しを聞いた。「1本勝ちで代表戦に持ち込む事も考えていましたが、早い段階で1本取れたので、再び勝負をかけて面を放ち、決める事ができました。」と謙虚に話してくれた。
今年度の高校チャンピオンは、男子団体優勝・福大大濠(福岡)、女子団体優勝・守谷(茨城)、男子個人優勝・高倉(水戸葵陵)、女子個人優勝・高橋(守谷)。4日間の熱い戦いに幕が下ろされた。
※各ダイジェスト動画にコメントあり!
来年の開催は、新潟県。
※9/1 女子個人準決勝 ダイジェスト動画
※8/27 男女個人準決勝 結果・写真 男子準決ダイジェスト動画
※8/26 女子団体準決勝 本庄第一対和歌山東 ダイジェスト動画
※8/25 男子団体準決勝 東海大四対尾山 ダイジェスト動画
※8/24 男子準決勝・大濠対安房、女子準決勝・守谷対札幌日大 各ダイジェスト動画
※8/22 男子個人決勝ダイジェスト動画、男女団体準決勝結果、写真
※8/21 女子団体決勝(ダイジェスト動画)、個人トーナメント
※8/17 男団体決勝(ダイジェスト動画)
※8/16 男女個人決勝 結果・写真アップ
●結果
●男子団体 |
ベスト8 |
●女子団体 |
ベスト8 |
●男子個人 |
ベスト8 |
●女子個人 |
ベスト8 |
●男子優秀選手 |
●女子優秀選手 |
●表彰式
●団体
●個人
●トーナメント表
●男子 団体・個人
●女子 団体・個人
●試合レポート
●団体
男子準決勝 |
女子準決勝 |
男子準々決勝 |
女子準々決勝 |
●個人
男女準々決勝 |