2013/6/2
第55回関東実業団剣道大会
6/2(日)、関東実業団剣道大会が日本武道館にて開催された。
男子(一般の部)202チーム、そして女子大会は64チームが参加し、今年は男女同時開催となった。
優勝を果してたのは富士ゼロックス(本社)。過去に3連覇を含む5度の優勝があるが、ここ数年、富士ゼロックス東京は上位入賞していたが、本社としてはなかなか決勝進出はなかった。
三井住友海上は若手中心チームで2位この日のゼロックス本社チームは、20代の若手と経験豊富な30代選手のバランスの良いチーム編成。
そしてこの日、一番のキレを見せた岩川が先鋒として仕事を見事にはたすと、後ろの選手がしっかりつなぐ理想的な展開ができあがった。
序盤から勢い良く勝ち進み、4回戦で前回優勝、昨年の全日本実業団2位の東洋水産を下すと、準々決勝では強豪・NTTを2-1で接戦を制す。準決勝では、上位進出を果すもあと一歩、優勝に届かない日通商事と対戦し、ここでも勢いをたもち4-0で決勝進出を決めた。
女子はNTTが初優勝。決勝は、実業団の名門・三井住友海上。全日本選手権出場者等、有名、強豪選手が所属する。
そして本店チームは、立見、小田口、外之内などのベテラン選手をのぞいた20代を中心とした若手中心のチームである。
本店は、準決勝で初進出したブリジストンエラステックを4-0で貫禄の勝利、決勝を決めた。この若手チームで決勝まで進出したことを考えると世代交代したといえよう。
富士ゼロックス、久々の優勝に喜びを分かち合う決勝は会場中央に設置され、まず女子決勝が行なわれた。
初の決勝進出なったNTTと、3月の全日本実業団で優勝を果したALSOK。
NTT先鋒・木村が、ALSOKのポイントゲッター・平山から面を奪い、木村が1本勝ち。中堅、大将は引分けに終わり1-0でNTTが初の栄冠を勝ち取った。
新人・若手有望選手を揃えたJR東日本リテールネット(準決勝でALSOKに敗退)が初の三位入賞、そして優勝経験のある日本通運が三位入賞を果した。前回大会優勝、大将に菅原小織のいる大塚家具は、ベスト8でNTTに敗れ、姿を消した。
女子は若い選手が多く、上位の顔ぶれも変わりつつある印象だ。
富士ゼロックスが8年ぶり6度目の優勝。先鋒・岩川が優秀選手。大会最終試合、男子決勝は、富士ゼロックス(本社)と三井住友海上(本店)で争われた。
先鋒戦、ゼロックス・岩川が三井住海・山田から試合中盤に引き面を決め1本勝ちし、次鋒、富士ゼロ・本川と三井住海・石井は引分け、中堅、ゼロックス・岡北が三井住海・鈴木からコテ、さらに抜き胴を決め2本勝ち、あとがない三井住海・井口だったが試合巧者の富士ゼロ・住崎を打ち崩せず引分け、この時点で富士ゼロックスが優勝を決め、大将戦もゼロックス・上原が三井住海・高村から面を奪い1本勝ちで良い形で試合を締め、結果3-0で富士ゼロックスが8年ぶり6度目の優勝を飾った。そして最優秀選手には先鋒の岩川力が選ばれた。
【一本集動画】
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