2013/12/26
第30回若潮杯争奪武道大会(剣道)
男子決勝は前年同様の育英対高輪となり、代表戦で高輪・阿部が引き面を決めて勝利、大会3連覇。 12月26日、千葉県・国際武道大学にて第30回若潮杯争奪武道大会(高校剣道の部)が開催された。
参加校は沖縄から北海道まで男女各24校が、3校リーグを行い予選1位チームが決勝トーナメントへ進む。
男子決勝、育英・山田が大将で1本勝ちし代表戦に持ち込むも敗退。優勝にまた一歩届かなかった。 男子予選リーグG、安房が九州学院、久御山をそれぞれ2-0で下しリーグ突破。大会2連覇中の高輪は那覇に2-1、秋田南と0-0の引分けと本来の力が発揮できずもリーグ1位を決めた。Dリーグ、PLと日章の直接対決は引き分け、リーグ突破は本数差でPLが勝ち上がった。
リーグA、郁文館が高千穂を1-0で競り勝ちリーグ突破、激戦のBブロックは秋田商業が桐蔭学園、東海四を下し1位通過を決める。
優勝候補の一角、育英はブロックCで佐野日大と引分け、鹿児島商業に勝利しリーグ突破。
女子、予選を勝ち抜いた守谷、札幌日大、桐蔭、東奥義塾、安房、筑紫台、PL、麗澤瑞浪は、それぞれリーグを2勝し勝ち上がっている。
男子決勝トーナメントは、高輪が予選時の動きから脱却し、埼玉栄、横浜商大を破り3大会連続の決勝進出を決める。
そして育英がPL、秋田商業を破り決勝へ駒を進め、優勝を決める一戦は前回大会と同一カードなった。
10月に開催された黒潮旗剣道大会の決勝では育英が高輪を破り優勝している。
決勝戦、先鋒から中堅まで引分け。副将戦、均衡を破ったのは高輪・北村。試合終了間際に近い間合いから面を決め1本勝ち。
女子決勝、守谷が先鋒、次鋒をとり麗澤瑞浪を2-0で下し優勝 そして迎えた大将戦、高輪・阿部と育英・山田の両選手とも引き技に長けており見応えのある試合となった。堂々と構える阿部に対し山田はスピードを生かし手数多く攻める。試合序盤に山田が引き面を決める。阿部も冷静に攻めたが有効打は奪えず、山田の1本勝ちとなり、優勝は代表戦に持ち越され、再び大将同士の対戦となった。試合開始から厳しい攻め合いが繰り広げられ、会場を沸かせる。試合時間2分が経過したころ、高輪・阿部が育英・山田から渾身の引き面を放ち優勝を決める1本を奪い、高輪が3大会連続4度目の優勝を飾った。
女子もまた、大会2連覇中の麗澤瑞浪が決勝トーナメントでPL、筑紫台を破り決勝進出。
決勝の対戦相手は守谷。守谷はベスト8で札幌日大、準決勝で桐蔭学園との試合で接戦をものにし2大会ぶりの決勝進出。
決勝戦は、守谷先鋒・太田、次鋒・藤本がそれぞれ1本勝ち。麗澤は後半での逆転にかけたが勝利を奪えず、守谷が2-0で5度目の優勝を決めた。
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●試合レポート
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