2014/2/2
第13回水田三善男旗争奪選抜高等学校剣道大会
2/2(日)、千葉県・城西国際大学にて第13回水田三喜男旗争奪選抜高等学校剣道大会が開催された。
男子33校、女子36校が3校リーグをおこない、上位1位が決勝トーナメントに進出し優勝を目指した。(※決勝トーナメントの組合せは抽選により決定)
男子、前回大会優勝校、そして3月の全国選抜を決めている高輪(東京)は、予選リーグ1敗1分けと精彩を欠き予選リーグ敗退となった。強豪校、選抜出場校の勝ち上がりは、小山(栃木)は予選リーグで韓国選抜に敗退しリーグ突破は叶わず、東海大相模は拓大紅陵と同一リーグとなり、直接対決を1-0で競り勝ちリーグ突破、決勝トーナメント2回戦で安房に0-4で敗退した。
注目の集まった韓国選抜チームは、スピード、強い踏み込みが特徴的な剣風。過去大会では準優勝等の活躍を見せている。そして今大会では、小山を破りリーグ突破、上位進出にも期待がかかったが、決勝トーナメント1回戦で文星芸大(栃木)に2-0で敗退し姿を消した。
ベスト4には文星芸大と千葉県勢、安房、東海大浦安、習志野の3校進出し、活躍を見せた。近年のチベ県は、実力が均衡していると聞いてはいたが、まさにその通りとなった。
まず、選抜出場を決めている東海大浦安。過去大会でも優勝しており、また、全国選抜でも優勝経験のある強豪校だ。予選では長崎日大、横浜商大に勝利しリーグ突破、決勝トーナメント1回戦では高千穂と代表戦を浦安・甕(もたい)が相面で競り勝ち勝利し、準決勝進出。
安房は予選リーグ2勝、決勝T1回戦で山形南を5-0、同2回戦は東海相模に勝利し実力を見せつけた。そして準決勝では文星芸大に1-1、本数差で勝利し初優勝にむけ決勝進出を決めた。
そして、今大会、大活躍を見せたのが市立習志野。選抜予選では東海大浦安に代表戦の末に破れ選抜出場を逃しているが、名門復活の兆しが見えてきた。
予選リーグでは今大会一番の激戦となったリーグ。強豪・國士舘を1-0、岩瀬日大とは1-1と接戦を制しリーグ突破を決めると、決勝T2回戦では桐蔭学園に2-1、そして準決勝では選抜予選決勝の相手、東海大浦安と対戦。大将戦で習志野・高橋が面を決め1-0で勝利。
決勝、安房対習志野は、厳しい攻め、そして手数が多く、勢いのある剣風同士の対決となり、見応えのある一戦となった。
試合は習志野の先鋒・角、次鋒・前田がそれぞれ1本勝ちで連勝し、一気に習志野に流れを引き込む。しかし、安房副将・杉山が1本勝ちし大将戦での逆転に望みをつなぐ。
大将戦、試合中盤に習志野・高橋が面で先制するが、安房・村上が引き面を取り返し五分に持ち込むも時間切れ引分けとなり、習志野が2-1で初優勝を果した。
女子は、決勝トーナメント1回戦で前回大会優勝の東奥義塾を阿蘇中央が破り、さらに準決勝では磐田西を2-1で下し決勝進出。前回大会2位の守谷は決勝トーナメントで酒田光陵、埼玉栄に勝利したが、準決勝で桐蔭学園に敗れた。決勝は阿蘇中央が2-0で桐蔭を下し、2度目の優勝を飾った。
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・2/6 準決勝 ・2/5 男女決勝
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・2/6 準決勝 ・2/5 男女決勝
●結果
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●トーナメント表
【男子予選リーグ】
【女子予選リーグ】
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●試合レポート