2014/9/14
H26第63回関東学生剣道優勝大会
9/14(日)、第63回関東学生剣道優勝大会が日本武道館で開催された。
大会はベスト16進出校、全日本出場決定戦により6校、計22校が11月に開催される全日本学生優勝大会への出場権を得る事ができる。
3回戦の全日本出場決定戦で早くも國士舘と国際武道大が対戦し、先鋒、次鋒、五将と連勝し試合を優位に進め4-1で勝利。国武大は出場決定戦(敗者復活戦)にまわり、神奈川大に勝利し全日本出場権を得た。筑波と専修が対戦した3回戦は、4-2で筑波が勝利。専修もまた決定戦で出場権を獲得した。
流経大、茨城大、帝京大と実力校がかたまり、茨城大が1回戦で流経大、2回戦で帝京大との代表戦を制した勢いを保ちつつ3回戦も突破し全日本出場を決めた。
今大会は比較的、シード校が上位ベスト8に進出した印象だ。その中で、優勝候補の一角でもある早稲田が4回戦で東京農業大に3-2で敗れ姿を消した。
準々決勝、筑波対明治は、五将・林田の1本勝ちにより1-0で勝利。中大対法大は1-1、三将・兵藤が2本勝ちしており本数差1本で競り勝った。日体大対日大は、副将戦まで3-2と日体大が1勝リードし、日大は大将戦での逆転を狙ったが、日体大大将・村瀬(諒)の牙城を崩す事ができず4-2で日体大が勝利。4回戦で優勝候補・早大を破り準々へ進出した東農大は、先鋒戦に勝利するも4-2で國士舘の前に4-2で敗れた。
決勝、筑波・林田、大坂が勝利し日体大を2-1下し優勝。 準決勝、國士舘と日体大は一進一退の接戦、副将戦まで2-2同本数差とまったくの五分だったが、日体大大将・村瀬がここでも地力を見せ、國士舘・白木から2本勝ちし3-2で勝利し決勝進出。
一方の筑波対中央は、先鋒戦を中大・吉村が1本勝ちするも、筑波中堅・林田、副将・竹ノ内が1本勝ちし大将戦、勝利が絶対条件の中大・宮本、果敢に攻めるも筑波・佐藤から有効打を奪えず引分け、2-1で筑波大が決勝進出。
決勝は、日体大対筑波。日体大は3年ぶりの優勝を狙い、筑波は昨年の全日本学生では優勝しているものの、関東学生での優勝からは遠ざかっている。
試合は先鋒、次鋒が引分け、五将戦ながら関東個人準決勝の再来、筑波・林田と日体大・三谷の対戦とり、林田が小手を決めて1本勝ちし、さらに筑波三将・大阪も1本勝ちと筑波優位の試合展開。副将戦、引き分ければ勝利の筑波・竹ノ内だったが、日体大・舞原が竹ノ内の面に返し胴を合わせて1本勝ちし、逆転勝利を目指し日体大不動の大将・村瀬へをつなぐ。大将戦、筑波・佐藤は学生個人タイトルは獲得できていないものの、安房高校時代からトップクラスで活躍する選手だ。試合序盤に村瀬の引き逆胴に旗が上がるも有効打にはならず。積極的に仕掛ける村瀬、要所要所で鋭い打ちを見せる佐藤、試合時間4分では決着がつかず引分けとなり筑波大が2-1で勝利し、H2大会以来24年ぶり4度目の優勝を果した。
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※9/24 一本集(このページのちょっと下の方です)
※9/22 決勝、準決勝
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※9/21〜22 決勝〜準々決勝
【一本集】
決勝〜準々決勝編
●結果
優勝 筑波大学(2年連続24回目) |
敢闘賞(ベスト8) |
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●トーナメント表
●試合レポート
決勝 |
準決勝 |
準々決勝 |
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