2014/11/23
H26第60回関東学生剣道新人戦大会
11/23(日)、第60回関東学生剣道新人戦大会が東京足立区・東京武道館にて開催された。大会へは90校が参加し、試合は7人制団体戦、4分3本勝負にておこなわれた。
(※関東女子新人戦は11/29(土)開催)
2回戦で國士舘を下した東海大だったが3回戦で拓大に敗退。 今大会は混戦を極めた。シードの國士舘は2回戦で東海大に1-2で敗退。東海大は3回戦で拓大に代表戦で敗れ、強豪校がドミノ倒しのように姿を消す。拓大もまた4回戦で明治に敗退した。
前回優勝校・早大は序盤戦を盤石な戦いで序盤戦を勝ち上がり準々決勝で慶應と対戦、大将戦を慶大・廣田が制し、早大は優勝を狙えるメンバーだったが2連覇ならず。
強豪選手を揃える筑波大は駒澤、東学大に勝利し4回戦で日大と対戦。本戦を2-2終わり代表戦となると日大・渡邊が筑波・加納から面を奪い勝利。日大は準々決勝で明治と対戦し、3-1で明治が勝利した。
準々決勝、法政と中央が対戦し本戦は1-1、代表戦で中大・梅ヶ谷が法政・平井(勇)から竹刀落とし2回を得て反則1本で勝利し、準決勝で日体大と対戦。
日体大は前評判通り力強く序盤戦を勝ち上がり、準々決勝で東農大と対戦。東農大は4回戦で国武大を代表戦で打ち破り勢いをつけるも、日体大との準々では一歩及ばず2-3で敗退。
準決勝で日体大と明治が対戦。日体大先鋒・渞、中堅・三谷、副将・村瀬が勝利し3-1で、5大会ぶりの決勝進出。明大は2大会ぶりの優勝を目指してたが、涙の敗戦となってしまった。
一方の準決勝、勢いのある慶應を中央が5-0と地力を見せつけ勝利した。
決勝、日体大・村瀬が大将戦、代表戦を制し中大から勝利し優勝。
中央は準決勝で慶應を5-0で下す。優勝目前だったが悔しい結果となってしまった。 決勝は中央大対日体大。中央大は全日本学生個人王者・梅ヶ谷、同三位・永井が後ろを固める。中大はここ10大会で9回ベスト4に進出し、優勝2回、二位3回と相性の良い大会という印象を受ける。対する日体大は、先日の全日本学生でも活躍した冨田、村瀬、三谷が軸となり実力選手を揃える。日体大はH21大会での初優勝以来、2度目の決勝進出となった。
試合は日体大・五将・貝塚が1本勝ち、しかし中大三将・村上、副将・梅ヶ谷が勝利し逆転するも、大将戦では日体大・村瀬が中大・永井から試合序盤に胴を決め1本勝ちし、代表戦へ持ち込む。
代表戦は日体大・村瀬が連続で登場、中大は梅ヶ谷で勝負にでる。両選手とも背丈は低め、変幻自在に技を繰り出し勘の鋭い梅ヶ谷と、前への圧力と力強い引き技が持ち味の村瀬の代表戦は、一進一退のまま5分が経過し、最後は鍔競りの一瞬の隙を狙った村瀬が引き面を決め1本となり、日体大が5大会ぶり2度目の優勝を果した。
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・1/9 一本集
・12/8 準決勝
・12/7 決勝
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・12/8 序盤戦13試合
・11/25 準決勝〜準々決勝
・11/23 決勝
【一本集】
決勝〜準々決勝編
●試合ハイライト
●結果
優勝 日本体育大学 |
・敢闘賞(ベスト8) |
●トーナメント表
●試合レポート
【決勝】 |
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