【速報・最終日 】1/5〜6 第55回全国道場少年剣道大会・全国道場少年剣道選手権2022

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大会二日目・中学生の部

中学生団体、東松舘が大会制覇!須恵剣から2-0で勝利

令和3年・2022年1月5日(水)6日(木)、第55回全国道場少年剣道大会・全国道場少年剣道選手権(男子の部・第45回、女子の部・第38回)が大阪府・おおきにアリーナ舞洲にて開催された。

全国道場少年剣道大会は例年、夏に東京・日本武道館にて開催されていたが、昨年度の大会は新型コロナにより中止、2年ぶりに場所を大阪に移して全国道場大会がおこなわれた。

団体戦は3人制、会場は入場制限など新型コロナ対策がおこなわれた。

大会二日目の中学生団体戦、3人制という難しい試合展開が予想されたが、やはり強豪チームが上位に揃った。この10年で6度の優勝を果たしている東松舘道場は準々決勝で練兵館(栃木)との代表戦に勝利し、準決勝の光龍舘(香川)戦では先鋒を取られ中堅戦でも先取される厳しい展開となったが、ここから東松舘・石塚が逆転の二本勝ち、大将・大平も二本勝ちで逆転で決勝進出を果たした、須恵剣友会Aと日本一をかけて決勝を行うことになった。

須恵剣友会は準々決勝で広島西風道場、準決勝で前回大会優勝の九好会・九州学院中勢の中で勝ち上がった九学道場Bに3-0し決勝進出を果たした。

決勝、東松舘と須恵剣友会の先鋒戦は引き分け、次鋒戦では東松舘・石塚が得意の出ばなメンを試合中盤に決めて一本勝ち、大将戦、須恵剣友会は個人三位に席に対して東松舘・大平は試合終盤に鋭く伸びのあるメンを決めて一本勝ちし2-0で優勝を決めた。

試合後、東松舘・井上監督は「夏の全国中学校大会では力を出しきれずに終わってしまったので、今回はすべての力を出し切ることだけを考えさせて大会にのぞみ、この結果を残してくれました。厳しい試合が続きましたが、選手が一丸となり粘り強く試合をしてくれました。どこのチームも新型コロナの影響で思ったような稽古などができない状況だと思いますが、その中で、選手たちは素振りやトレーニングなどの個人でできることやったり感染対策をして上で集中力を高めた短時間の稽古してきました。今回は3人制ということで、出場できなかった選手の分まで背負い、今までにない力を発揮してくれました。」と涙を浮かべて話してくれた。

中学団体戦・結果

優勝 東松舘道場(東京)

二位 須恵剣友会A(福岡)

三位 九学道場B(熊本)

三位 光龍舘(香川)

※大会詳細・組合せは【全日本剣道道場連盟HP】に掲載されています。

試合動画

※各部門、決勝・準決勝のみです。

※YouTube LET’S KENDOチャンネル 「大会再生リスト」です

中学生団体・決勝

×須恵剣友会A(0-2)東松舘道場○

個人戦結果

【男子個人戦】

優勝 目良 幸太郎(和歌山砂山少年剣友会/和歌山)

二位 森島 一稀(洗心道場/愛知)

三位 児玉 輝心(明豊道場/大分)

三位 関 慶太郎(須恵剣友会/福岡)

【女子個人戦】

優勝 石郷 和(今宿青木剣友会/福岡)

二位 福岡さくら(広島西風道場/広島)

三位 萩原永亜(相良剣友会/熊本)

三位 橋本 陽菜(三瀬少年剣道クラブ/佐賀)

男子個人戦 決勝

○目良(砂山少年剣友会)(コメ コ)森島(洗心道場)×

女子個人戦 決勝

○石郷(今宿青木剣友会)(コ )福岡(広島西風道場)×

男女個人戦が進行中!

大会二日目、午前中に中学生・男女個人戦、お昼ころから団体戦がおこなわれる。

小学生団体戦

小学生団体戦、如水館が2連覇!決勝で福井養正館Aに勝利。三位には東松舘、上の台の関東勢が入賞

結果

優勝 福岡如水館A(福岡)

二位 福井養正館A(福井)

三位 東松舘道場(東京)

三位 上の台剣友会A(千葉)

※大会詳細・組合せは【全日本剣道道場連盟HP】に掲載されています。

小学生団体戦 決勝

○如水館A(福岡)(1-0)養正館A(福井)×

先鋒戦、如水館は女子個人三位の木原がメンを決めて一本勝ち。この1勝で如水館が優勝を決めた。

昭和53年以降、福井県勢の入賞がないなか養正館は堂々の二位となった。

小学生団体戦 準決勝

○福井養正館A(1 代表 1)上の台剣友会A×

有効打、星の取り合いとなった一戦は代表戦となり、元井が勢いのあるメンを攻めて一本とし決勝進出を決めた。

上の台はR1に中学女子個人で鈴木が優勝し、この団体でも初の三位入賞を果たした。

○如水館A(1-0)東松舘×

先鋒戦を引き分け、中堅戦では非常に見応えのある一戦となった。東松舘・中井がメンで先取するも個人王者・溝口はここからメンを二本決め返し逆転勝利、1-0で如水館が決勝進出を決めた。

東松舘は8年ぶりの優勝を目指したが三位入賞で終えた。伝統の正統派剣道は健在。

小学生個人戦 結果

小学生個人戦、男子は溝口武徳(福岡如水館)、女子は武田絢葉(山手国分寺道場)が優勝!

結果

男子

優勝 溝口武徳(福岡如水館/福岡)

二位 永井陸翔(東松舘道場/東京)

三位 奈良福太郎(京都弘道館/京都)

三位 辻本耀清(敬武館/神奈川)

女子

優勝 武田絢葉(山手国分寺道場/岡山)

二位 中西彩歌(鬼高剣友会/千葉)

三位 大嶋虹乃美(久田剣道場/愛知)

三位 木原愛由花(福岡如水館/福岡)

※大会詳細・組合せは【全日本剣道道場連盟HP】に掲載されています。

男子個人戦決勝

○溝口(如水館)(メ 一本勝ち )永井(東松舘)×

小手で攻める永井だったが、試合終盤に溝口が鋭いメンを決めて一本勝ち

女子決勝

×中西(鬼高)( 延長 メ)武田(山手国分寺)○

中西、武田とも積極的に攻め合うも有効打がなく延長戦へ。武田がメンを決めて勝利した。

1/5〜6、いよいよ開幕!!選手宣誓は野田(如水館)

第55回全国道場少年剣道大会

全国道場少年剣道選手権大会

令和4年/2022年1月5日〜6日

大阪・おおきにアリーナ舞洲 (舞洲アリーナ)

【1/ 5(水)・小学生】 

・午前9時より開会式
・全国道場少年剣道選手権大会 (個人戦)  小学生男子・女子の部
・全国道場少年剣道大会 (団体戦) 小学生の部
【1/6(木)・中学生】

・午前9時より開会式
・ 全国道場少年剣道選手権大会 (個人戦) 中学生男子・女子の部
・全国道場少年剣道大会 (団体戦) 中学生の部

※大会詳細・組合せは【全日本剣道道場連盟HP】に掲載されています。