【速報】8/3〜6 北海道インターハイ 剣道

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男子団体戦、九州学院が福岡第一を3-0で下し大会制覇!!

女子団体、守谷が春夏連覇!決勝、明豊との代表戦に勝利!5度目の栄冠。

令和5年/2023年8月3日(木)から6日(日)まで、第70回全国高等学校剣道大会(北海道インターハイ剣道)が北海道帯広市のよつ葉アリーナ十勝にて開催された。

男子も女子も団体戦の前回優勝チームが予選リーグで敗退するなど、大会序盤から予想だにしない展開が繰り広げられた。

男子団体戦

男子団体戦、大社は予選で前年度王者・島原に勝利し予選を勝ち抜き、準決勝まで駒を進め福岡第一と対戦。試合は代表戦となり、第一・徳永が大社・波多野からコテを決めて、2012年新潟インターハイ以来の決勝進出を決めた。

もう一方の準決勝は、ともに王座奪還を目指す九州学院と水戸葵陵の九州、関東を代表する強豪対決となり、この試合も代表戦となり九学・石田が葵陵・酒井(大)からコテを決めて決勝進出を果たした。

初優勝を目指す福岡第一と王座奪還を目指す九州学院が、決勝と言う独特の雰囲気のなか試合が始まった。先輩、次鋒は引き分けに終わり、中堅戦で九学・志礼が均衡を破るコテを決めて一本勝ち。九学の勢いは止まらず副将・森がメンを決めて一本勝ちしチームの優勝を決め、大将戦でも勝利した九州学院が3-0で優勝を果たした。
米田監督は、「ずば抜けて強いチームではなかったので、ミスなくそつなくやることを考えていました。準決勝の代表戦では、石田の勝負強さに期待して抜擢しました。(今チームは)魁星旗高校剣道大会までは選手を入れ替えていましたが、そのあとは腹を括ってやりました。大将に関しては、石田にかけるしかない、という気持ちになりました。(インターハイは)精神的にプレッシャーがかかりますから、心の強いもの、選手として試合にでれずくさらずに頑張ってきた選手、志礼などよく我慢して努力して続けてきたの、本当に決勝でのあの場面でコテをきめてくれました。本当にいつもあの技の稽古していたんです。そして後ろの選手にもつながったのだと思います。本当に100点の試合でした。めずらしくね笑 」
大将の石田は「うれしいです。前の選手たちがつないでくれたので、自分が決めるんだ、という気持ちで試合をしました。(今期を振り返って)春から大将をやるようになり、自分で大丈夫なのか・・・と不安はありましたが、九州大会や玉竜旗、そしてインターハイを優勝できてよかったです」と振り返った。
江崎総監督は「新潟インターハイ以来の決勝進出で優勝を目指しましたが、力不足でした。」と悔しさを残した。

女子団体戦

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個人戦

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結果

男子団体戦

優勝 九州学院・熊本

二位 福岡第一・福岡

三位 大社・島根

三位 水戸葵陵・茨城

ベスト8

浜名・静岡、明桜・秋田、高知・高知、東海大浦安・千葉

女子団体戦

優勝 守谷・茨城

二位 明豊・大分

三位 三養基・佐賀

三位 健大高崎・群馬

ベスト8

島原・長崎、淑徳与野・埼玉、明石・兵庫、札幌日大・北海道

男子個人戦

優勝 守安泰輝(福大大濠)

二位 河合碧海(上宮)

三位 戸田優人(長崎南山)

三位 波多野準也(大社)

女子個人戦

優勝 門田理佳(中村学園女子)

二位 小中原栄華(明豊)

三位 香野怜奈(中村区学園女子)

三位 後藤楓花(明豊)

男子・優秀選手

波多野準也(大社)、藤江宥心(浜名)、守安泰輝(福大大濠)、戸田優人(長崎南山)、德永裕志朗(福岡第一)、石田健真(九州学院)、宇賀大朔(高知)、河合碧海(上宮)、阿部暁(東海大浦安)、酒井大翔(水戸葵陵)

女子・優秀選手

小林芽峯(札幌日大)、村田結依(守谷)、嵜田有亜(島原)、糸山陽香(三養基)、三好彩莉(淑徳与野)、小林千鶴(明石)、大駒素華(健大高崎)、門田理佳(中村学園女子)、後藤楓花(明豊)、星野愛羽(宮崎日大)

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男子団体戦

決勝

男子団体戦 ×福岡第一0-3九州学院○

女子団体戦 ○守谷0代表0明豊×

代表:○村田(コ 勝ち )後藤×

男子個人戦

○守安(福大大濠)(ド 延長 )河合(上宮)×

※引きドウ

女子個人戦

×小中原(明豊)( 一本勝ち コ)門田(中村学園女子)○

準決勝

男子団体

×大社(2代表2)福岡第一○

代表戦:×波多野( 勝ち コ)徳永○

○九州学院(1代表1)水戸葵陵×

代表戦:○石田(コ 勝ち )酒井×

女子団体戦

○守谷(2代表2)三養基×

代表戦:○村田(メ 勝ち )嶋内×

×健大高崎(0-1)明豊○

男子個人戦・準決勝

○守安(福大大濠)×戸田(長崎南山)×

※試合終盤、守安は戸田から小手返しメンを決めて一本勝ち

○河合(上宮)(メ 一本勝ち )波多野(大社)×

※試合終了間際、河合と波多野は相メンとなり、河合の赤旗が三本あがった

女子個人戦・準決勝

○小中原(ツ 延長 )香野(中村学園女子)×

※試合開始から約15分の長期戦となり、最後は小中原が片手ツキを決めて勝利

○門田(中村学園)(コ 一本勝ち )後藤(明豊)×

※試合終盤、門田は後藤の打ち終わりに引きコテを決めて一本勝ち

男子団体戦 準々決勝

×浜名(1-2)大社○

×明桜(0-2)福岡第一○

○九州学院(3-0)高知×

×東海大浦安(1-2)水戸葵陵×

男子団体戦・決勝トーナメント1回戦

九州学院と育英は4引き分けですすみ、大将戦で九学・石田が育英・阿賀からコテを決めて勝利。阿賀も勝負をかけたいい面を放った

×三養基0-2浜名○

×東京農大二 1/2本 1/3本 大社○

×聖光学院0-2明桜○

○福岡第一 2/3本 2/2本 玉島×

○九州学院1-0育英×

×久御山2-3高知○

×広島皆実1代表1東海大浦安○

代表戦:×川上( 勝ち ド)阿部○

※立ち合いで面返しドウ

○水戸葵陵2/6本 2/4本 本庄第一

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女子団体戦 準々決勝・決勝トーナメント

準々決勝

○守谷2-1島原×

×淑徳与野0-3三養基○

×明石2/3本 2/5本健大高崎○

○明豊1-0札幌日大×

女子団体・決勝トーナメント1回戦

×白河0-2守谷○

○島原2-1小山×

○淑徳与野2代表2和歌山工業×

※代表戦 ○三好(メ 勝ち )東𡌛×

○三養基2-0高川学園×

×樟南1-2明石○

×富岡東1-2健大高崎○

×菊池女子1-4明豊○

○札幌日大3-1淑徳巣鴨×

決勝トーナメント

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男子個人戦・準々決勝

×小角(九州学院)( 一本勝ち メ)守安(福大大濠)○

福大大濠・守安は九学・小角から引きメンを決めて一本勝ち

○戸田(長崎南山)(メ 一本勝ち )井上(琴平)×

※飛び込みメン

×谷(熊本西)( 一本勝ち コ)河合(上宮)○

※面がきたところへ出ばなコテ

○波多野(大社)(コ 延長 )生田(宮崎日大)×

※攻めてコテ

男子個人戦ベスト8進出選手

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女子個人戦・準々決勝

○小中原栄華(明豊)(メ 延長 )大駒素華(健大高崎)×

※試合開始から約30分、小中原がメンを決めて勝利

×村田結依(守谷)( 延長 メ)香野怜奈(中村学園女子)○

中村・香野が延長で守谷・村田からメン決めて勝利。準決勝の二試合は中村学園×明豊の対戦に

○門田理佳(中村学園女子)(コ 勝ち )武藤凛(仙台)×

※面に対して出ばなコテ

○後藤楓花(明豊)(コ 一本勝ち )星野愛羽(宮崎日大)×

※試合中盤に鋭くコテを攻めた

女子個人戦ベスト8進出選手

小中原栄華(明豊)×大駒素華(健大高崎)

村田結依(守谷)×香野怜奈(中村学園女子)

門田理佳(中村学園女子)×武藤凛(仙台)

後藤楓花(明豊)×星野愛羽(宮崎日大)

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8/5(土)女子個人戦1〜4回戦

4回戦、香野(中村学園)は髙橋(今治精華)との長い延長戦を制しベスト8進出。門田(中村学園)も準々決勝へ。

準々決勝

小中原栄華(明豊)×大駒素華(健大高崎)

村田結依(守谷)×香野怜奈(中村学園女子)

門田理佳(中村学園女子)×武藤凛(仙台)

後藤楓花(明豊)×星野愛羽(宮崎日大)

4回戦

×阿部(東奥義塾)(メ 勝ち メメ)小中原(明豊)○

※真っ向勝負!積極的に攻め合いメンを取り合う展開に。本日の名勝負の一つとなった。

×坂口(高松商業)( 一本勝ち コ)大駒(健大高崎)○

×髙橋(今治精華)( 延長 コ)香野(中村学園女子)○

○村田(守谷)(メ 延長 )大越(日体大桜華)×

×岡田(丹原)( 一本勝ち メ)門田(中村学園女子)○

○武藤(仙台)(ツ 延長 )若尾(高山西)×

○後藤(明豊)(ココ 勝ち )守屋(甲府南)×

○星野(宮崎日大)(メ 延長 )末吉(八代白百合)×

1回戦、宮崎日大・星野が守谷・五十嵐から勝利

8/5(土)男子団体戦予選リーグ

Dリーグ、大社は前回王者・島原と大将戦となり、大社・波多野がコテで一本勝ち、2-1で島原から勝利し決勝トーナメント進出を決めた

決勝トーナメント

※8/6開催

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Pリーグ、本庄第一が0-0の大将戦で相川がメンを決めて高千穂から勝利。次戦は新田と対戦

Cリーグ、東京農大二が五所川原第一、羽咋工業に連勝しリーグ突破を決めた

男子団体戦予選リーグ、前半戦の勝ち上がり

Gリーグ、福岡第一が力強い剣道で仙台第一から4-0で勝利。次戦は興南と対戦

Oリーグ、水戸葵陵は初戦で桐蔭と対戦し、本数差1本で勝利した。決めきれなかったところもあったが、葵陵らしい剣道を貫いた。次戦は名古屋大谷と対戦へ

北海道勢、Fリーグで札幌日大がリーグ1位をかけて明桜と対戦したが本数差でおよばず1勝1敗でリーグ2位となった。Nリーグの東海大札幌も1勝1敗の2位でリーグ突破できず。両チームとも気迫のある試合で会場を盛り上げた

Nリーグ、東海大浦安が鳥取城北、そして札幌との東海大対決は激しい一本の取り合いとなったが浦安が3-1で勝利しリーグ突破を決めた。

Aリーグ、三養基と岐阜済美はリーグ突破をかけて大接戦となったが、大将戦で三養基・北原が一試合目からさらにギアをあげた試合展開でメンを決めて一本勝ちし、リーグ2連勝で決勝トーナメント進出を決めた

I九州学院、リーグ初戦の琴平から2-0で勝利。落ち着きながらも厳しい攻めを見せた。二試合目の文星芸大との対戦は九学副将・森の二本勝ちで1-0で勝利した。

Eリーグ、聖光学院が奈良大附属、大分鶴崎から連勝しリーグ突破

J育英、盛岡南、2戦目は郁文館に2-0で勝利し連勝。リーグ1位を確定させた

Nリーグ、東海大浦安は初戦の鳥取城北に5-0、次戦は東海大札幌と直接対決

Mリーグ、広島皆実が敦賀、上宮に連勝し決勝トーナメント進出一番乗り

A三養基、甲府商業から2-1で勝利。次戦はリーグ突破を賭けて済美と対戦へ

Fリーグ、札幌日大が大将戦で勝利し横浜から2-1で勝利。東海大札幌も鳥取城北に3-0で勝利

B、浜名と城北は接戦となり、大将戦で浜名・藤江がドウを決めて勝利し2-1。

M広島皆実、大将戦で勝利し逆転勝利で1勝目

A東海王者・済美、久々の出場となったI文星芸大もリーグ初戦に勝利

本日最初の一本は、大分鶴崎次鋒・大野がメンを決めて一本勝ち。試合は奈良大も取り返し1-1の引き分けとなった

8/4(金)

大会2日目、女子団体戦ベスト16、男子個人戦ベスト8が決定!

大会初日は開会式が行われ、大会2日目の8/4(金)は女子団体戦予選リーグ、男子個人戦のベスト8までが行われた。

女子団体戦、6大会連続優勝している中村学園女子が予選リーグで敗退した。

リーグ初戦の敦賀気比に4-1で勝利し、2戦目は三養基との対決。2月の九州大会決勝、全国選抜1回戦など大きい大会での対戦がつづき、この最後の舞台の対戦は引き分けとなった。リーグ最終戦で三養基が敦賀に5-0で勝利したことにより勝者数で中村学園を上回った三養基が決勝トーナメント進出を決めた。

Nリーグでは明豊、翔凜、東奥義塾と優勝候補がぶつかり合い、明豊と東奥義塾はリーグ最終戦で対決し引き分け、勝者数差で明豊が勝ち上がった。

Aリーグでは白河と桐蔭学園が同点だったため決定戦により白河が勝利。Eリーグも決定戦となり淑徳与野が米子松蔭から勝利した。

リーグ2勝で勝ち上がったのは選抜王者のB守谷、C島原、D小山、I樟南、J明石、L健大高崎、P淑徳巣鴨。とはいえ、リーグの組み合わせ、試合順などさまざまな要素が勝敗、リーグ突破に影響しており予選リーグの難しさを感じた。

北海道勢は札幌日大がリーグ突破し、北海道栄は姿を消した。

明日は男子団体予選リーグ、どこが勝ち上がるか注目

8/4(金) 男子個人戦・速報

準々決勝

※8/6開催

小角(九州学院)×守安(福大大濠)

戸田(長崎南山)×井上(琴平)

谷(熊本西)×河合(上宮)

波多野(大社)×生田(宮崎日大)

※全トーナメントは速報サイトにて>>

4回戦

○小角(九州学院)(ド 延長 )松和(東海大浦安)×

×今井(四天王寺東)( 延長 メ)守安(福大大濠)○

○戸田(長崎南山)(メ 一本勝ち )大洲(札幌日大)×

○井上(琴平)(反 延長 )吉本(彦根東)×

○谷(熊本西)(メコ 勝ち )森屋(佐野日大)×

×阿賀(育英)( 延長 コ)河合(上宮)○

○波多野(大社)(メ 延長 )忠政(玉島)×

×境(明豊)( 延長 メ)生田(宮崎日大)○

8/4(金) 女子団体戦予選リーグ・速報

ベスト16、出揃う!

G、中村学園と三養基は0-0の引き分けとなり、中村学園はリーグ1勝1分。三養基と敦賀気比の結果しだいでリーグ1位が決まる。

Nリーグ、明豊と東奥義塾の直接対決は1-1の引き分けとなり、総勝者数差1で明豊がリーグ1位を決めた。

明豊副将・小中原が逆転二本勝ちでチームをお引き分けに
守谷、リーグ初戦の盛岡白百合を4-0で勝利
東奥義塾、リーグ初戦の翔凜に3-1で勝利。次戦は明豊をリーグ突破をかけて対戦へ

リーグ戦況

Aリーグ:白河

桐蔭学園、白河、広島皆実の3チームが1勝1敗で並び、桐蔭と白河はまったくの同数だっため決定戦へ。白河・丹野が桐蔭・宍戸からメンを決めてリーグ1位を確定させた

Bリーグ:守谷

守谷が高知、盛岡白百合に連勝しリーグ突破

Cリーグ:島原

Dリーグ

Eリーグ:淑徳与野

淑徳与野と米子松蔭がリーグ決定戦を行い、淑徳与野・三好が勝利した

Fリーグ:和歌山工業

和歌山工業が1勝1分で1位。高松商業は和歌山工業との直接対決で敗れ1勝1敗で2位となった

Gリーグ:三養基

Hリーグ:高川学園

Iリーグ:樟南

Jリーグ:明石

Kリーグ:富岡東

Lリーグ

Mリーグ:菊池女子

菊池女子はリーグ2戦目の桜丘との対戦で、大将戦、菊池・稲田が桜丘・森谷からメンを決めて一本勝ちし1-0で勝利しリーグ2勝目。決勝トーナメント進出1番乗り

Nリーグ:明豊

Oリーグ:札幌日大

Pリーグ:淑徳巣鴨

9時より試合開始!

今大会最初の一本は白河先鋒の上段・小林がコテを決めて一本勝ち。一試合目が進行中!

8/3(木)開会式

試合は明日8/4 9時より、女子団体戦、男子個人戦1〜4回戦が開催予定!!

前回大会、男子団体戦優勝・島原、女子・中村学園女子

東北

関東

北信越

東海

近畿

中国

四国

九州・沖縄

北海道

日本剣道形

打太刀:教士八段 佐賀 豊

仕太刀:教士八段 栄花英幸

開会式

令和5年度全国高等学校総合体育大会剣道大会

前回大会男子団体優勝の島原は連覇を目指し今大会にのぞむ

第70回全国高等学校剣道大会

日程

令和5年/2023年8月3日(木)〜6日(日)

北海道帯広市・よつ葉アリーナ十勝(帯広市総合体育館)

8/3(木)15時〜:開会式

・8/4(金)9時〜:女子団体戦予選リーグ 15時〜:男子個人戦1〜4回戦

・8/5(土)9時〜:男子団体戦予選リーグ 15時〜:女子個人戦1〜4回戦

・8/6(日)9時〜:男女個人戦 準々決勝〜決勝、男女団体戦 決勝トーナメント1回戦 準々決勝〜決勝

※大会詳細は【全国高体連体育連盟HP・北海道総体2023】>>

※大会詳細は【全国高校総体剣道大会HP】に掲載されています>>

北海道インターハイ 剣道・帯広

2023年8月3日(木)より、高校生剣士最大の目標である全国高校剣道大会が北海道帯広市よつ葉アリーナ十勝(帯広市総合体育館)にて開催される。

6月までに予選がおこなわれ、男女団体戦の代表は各地1チーム、個人戦男女各2選手が決定した。(※開催地・北海道を除く)そして、7月8日(土)に組合せ抽選会がおこなわれ、高校日本一への最終準備が整った。

男子団体戦では、春の選抜王者である福大大濠(福岡)、二位の長崎南山(長崎)、三位の四天王寺東(大阪)が予選で敗れるなど、予選の厳しさが伝わってくる。

全国選抜ベスト8で終え九州学院だったが、インターハイ制覇に向けてエンジン全開となっている。熊本予選・決勝リーグを3勝で勝ち抜き大会出場を決めると、全九州大会を優勝しさらに玉竜旗でも優勝と、名実ともに今大会の優勝候補におどりででた。

女子団体戦は、全国選抜優勝の守谷(茨城)、同二位にしてインターハイ6連覇中の中村学園女子 (福岡 )、三位の東奥義塾が出場を決めた。大分からは明豊が出場をきめ、選抜三位に入賞した佐伯鶴城ら決勝リーグ全勝で一位を決めた。

開催地枠で2チームの出場が認められている北海道は、男子団体に東海大札幌、札幌日大、女子団体には札幌日大、北海道栄が出場を決めている。

男子団体で前回大会優勝の島原は、長崎予選最大のライバルである長崎南山との代表戦を制して出場を決め二連覇を目指す。九州学院、福岡第一、水戸葵陵、育英など強豪校が出場する。

女子団体戦、大会6連覇中と絶対的な強さをみせている中村学園女子は全九州大会に優勝し勢いをつけている。選抜優勝の守谷は関東大会ではベスト8に終わったが、経験を積んだ選手が多く本番でその実力を発揮できれば優勝も見えてくるだろう。

組合せ

男子団体戦

男子団体戦、予選リーグAでは東海王者・済美と選抜三位の三養基、名門・甲府商業。Dリーグは激戦の長崎予選を勝ち抜いた高知インターハイ王者・島原、選抜ベスト8の大社、北信越王者の龍谷富山。

Eリーグ、大分予選決勝リーグで大分鶴崎は明豊を破り3連勝でインターハイ出場を決め、東北王者・聖光学院、強豪・奈良大付属の組合せとなった。Fリーグ、東北二位・明桜と関東二位の横浜、そして北海道予選二位の札幌日大となった。

Gリーグ、福岡予選で全国選抜王者・福大大濠から1-0で勝利しインターハイの切符を手にした福岡第一は、東北三位・仙台第一、興南となった。

Iリーグ、高校剣道界の随一の注目校であり九州王者の九州学院は、栃木予選の決勝で佐野日大から2-0で勝利し35年ぶりに出場を決めた文星芸大、四国二位・琴平のグループとなった。

Jリーグ、今季の郁文館はひと味違い魁星旗二位の実績を残し、言わずと知れた名門・育英、東北三位の盛岡南となった。Lリーグ、北信越王者・東京学館新潟は鹿児島実業、高知のグループとなった。

Mリーグは広島皆実、北陸の実力校・敦賀、8年ぶりの出場を決めた上宮のリーグ。上宮は大阪予選3回戦で全国選抜三位の四天王寺東を代表戦で勝利した。

Nリーグ、関東王者・東海大浦安と北海道予選優勝の東海大札幌、そして鳥取城北。東海大附属対決がリーグ突破のカギとなるか。

Oリーグ、魁星旗優勝の強豪・水戸葵陵は全国選抜では結果を残せなかったが関東では三位としっかりと上位入賞し、桐蔭、名古屋大谷とリーグ戦で対戦

Pリーグ、高千穂は激戦の宮崎予選決勝リーグで前回IH二位の日章学園と最終結果で上回り出場を決め、本庄第一、新田とグループになった。

女子団体戦

優勝候補は全九州大会、玉竜旗を優勝した中村学園女子と言っていいだろう。予選Gリーグでは敦賀気比、そして冬の九州選抜大会の決勝で対戦した三養基と同リーグ。中村学園はリーグ初戦で敦賀気比、二試合目に三養基と対戦となる。三養基はリーグ一試合目での中村学園との対戦にピークを持ってこれるか。

選抜王者の守谷はBリーグで四国三位の高知、盛岡白百合と対戦。守谷は関東大会、玉竜旗ともベスト8と思ったような結果は残せなかったが、春夏連覇を狙っているに違いない。

大激戦となるのはNリーグ、玉竜旗二位、九州二位の明豊と、玉竜旗と東北大会それぞれ三位の東奥義塾、ともに優勝候補と言っても過言ではない2チームが予選で対戦。ここで翔凜が台風の目となれるのかも注目。

関東王者・小山はDリーグで名門・左沢、岡山商大と対戦へ。東北王者・白河と強豪・桐蔭学園と広島皆実が予選で対戦、混戦が予想される。

近畿三連覇の日吉ヶ丘はPリーグで宮崎日大、淑徳巣鴨と同組。実力校が3校揃い、接戦となるだろう。

東海王者・高山西は、興南、近畿三位の明石のJリーグ。リーグ2戦目で高山西と明石が対戦。

北海道予選で優勝した札幌日大は、中国大会二位の大社、羽咋と予選Oで対戦。北海道予選で二位で出場を決めた北海道栄は強豪・島原、近畿二位の奈良大と厳しいリーグに入った。

女子団体予選リーグは8/4(金)におこなわれ、8/6(日)に今年度の高校日本一がきまる。