【8/10 最終決戦!結果!】8/7〜10 第72回全国高校剣道大会・広島インターハイ剣道2025

男子団体戦は磐田東(静岡)が初優勝!女子は中村学園女子が連覇!

高校日本一は男子・森(福大大濠)、女子は中司(白百合学園)が優勝!

高校生の日本一を決める、全国高校剣道大会が2025年8月7日から10日までの三日間、広島県立総合体育館にて開催され、大会最終日の8/10、各部門の上位戦・決勝戦が行われた。
男子団体戦は、初のベスト4入りし決勝進出を果たした磐田東(静岡)と、2年連続の決勝進出で団体初制覇を目指す明豊(大分)で決勝が行われ、3-2の大接戦を磐田東が制した。

女子団体は連覇を目指す中村学園女子(福岡)が準決勝で玉竜旗王者・八代白百合学園から勝利し決勝進出し、3年ぶりの王座奪還を目指す守谷(茨城)と対戦し、代表戦で中村学園・吉松がメンを決めて二連覇を達成した。

男子個人戦の決勝は福大大濠(福岡)の同門対決となり、森が延長戦で引きドウを決めて林から勝利した。女子決勝も九州対決、中司(八代白百合・熊本)が中元(明豊・大分)から延長でコテを決めて優勝を果たした。

男子団体決勝

磐田東と明豊で争われた決勝戦、先鋒戦では明豊・武蔵が勢いよく二本勝ちしが、ここから星を分け合う大接近となり、大将戦まで2対2、明豊が本数リード。磐田東・藤雄は勝利が必要な場面で、個人3位に入賞した明豊大将・高松からメンとコテを二本奪い勝利し初優勝を遂げた。

3位には日章学園(宮崎)と奈良大附属(奈良)が入賞した。日章学園はリーグ戦を総勝利者数の僅かの差で勝ち上がり、決勝トーナメントでも島原(長崎)や星槎(香川)と逆転や接戦を演じ勝利を重ねたが、磐田東との代表戦で敗れた。奈良大附属は3月に開催された全国選抜大会に続く、三位入賞となった。

今大会、九州の強豪校が予選を勝ち上がった場合、決勝トーナメント序盤での対戦が見込まれた。玉竜旗決勝カード、福大大濠と九州学院が決勝T1回戦で激突し、代表戦で九学・石橋が出ばなメンを決めて勝利し、準々決勝では明豊と対戦し、明豊が先鋒、大将戦に勝利し2-0で九学からやぶりベスト4を決めた。同じく決勝T 1回戦では、選抜王者・島原と日章学園が対戦し、1-1で迎えた大将戦で島原・相原がメンを決めてが、日章学園・原田は引きドウ、さらにメンを決めて逆転勝利で日章学園がベスト8へ勝ち進んだ。

女子団体戦

優勝を決める一戦は、九州王者・学園女子と関東王者・守谷で争われた。守谷先鋒・伊東は今大会、ポイントゲッターとしてその役割を果たし、決勝でも一本勝ちでチームに貢献。中村学園・牛嶋が一本勝ちで取り返した。牛嶋もまた、今大会、勝利をかさねチームの中軸としてチームを支えた。優勝は代表戦に持ち越され、大将同士の対戦。最後は、中村学園・吉松が攻め守谷・熊木から鋭い飛び込みメンを決めて中村学園女子が2連覇を達成した。

中村学園女子は準決勝で八代白百合学園との代表戦を吉松が制し、準々決勝では高千穂から2-1の逆転勝利と、九州の強豪に勝利して優勝を勝ち取った。

二位となった守谷は準決勝で大分鶴崎に2-0、準々決勝では東奥義塾から2-0、決勝T1回戦では健大高崎に勝利して決勝まで勝ち上がった。

選抜王者・樟南(鹿児島)は予選リーグで島原と奈良大と強豪校とのリーグを勝ち上がったが、決勝T1回戦で西大寺(岡山)に3-1に敗れた。

広島勢は広島皆実、盈進とも予選敗退と悔しい結果となった。

インタビュー

男子団体優勝・磐田東 内田勝之監督

去年から試合に出ている選手ばかりなので、今年は結果につなげたいという気持ちがありました。それいにしても、今日は出来過ぎですけど笑 すごく嬉しいです。

(ターニングポイント)東海総体(6月・三重)の個人戦で寺田(中堅)が優勝、増尾(次鋒)が三位にはいり、個人戦での結果が自信につながり、それによりチーム力のあがった気がします。

藤雄と寺田は1年から試合に出場していて力をつけましたが、今日が最後ではなく、まだまだこれからも頑張ってもらいたいですね。磐田東中学校から上がってきた選手も頑張っていましたし、うれしいですね。

いままでインターハイではベスト8が最高だったのですが、今日の準決勝の試合でも変わりなくやっていた印象です。決勝戦の明豊さんには何回も稽古をつけてもらいに行ってお世話になってので、この決勝戦もチャンレンジャーとしてぶつかっていったという気持ちです。

優勝した瞬間は、いままでの苦労とかもありますが、すごくうれしかったですね

磐田東大将・藤雄龍來

「優勝したい」という気持ちで、挑戦し続けたことが優勝につながったのだと思います。

準決勝の代表戦は、自分の得意な技(引き面)だったのでずっと狙っていました。代表戦は負けたらみんなに申し訳ないという気持ちがあったので、最後は思い切り打ち決まってよかったです。決勝の明豊とは練習試合で対戦したことがあったのですが、負けか良くて引き分け・・・という感じでした。髙松選手にも引き分けか負けることが多かったです。今日の決勝戦は、本当にみんな気持ちだけで試合をして優勝できて嬉しいです。

女子団体優勝 中村学園女子・岩城規彦監督

どのこチームにも優勝できるチャンスのある大会で、いろいろなものが重なって今日は勝てたのだと思います。うちにとっては、自信となる勝ち方ができたかなと思います。

チームとしては良い状態で大会にのぞめました。個人戦で負けてしまったことも、うまく修正して団体戦につなげられたともいます。

中村学園女子 大将・吉松美織

ほっとしています。個人戦は団体戦につながる試合ができれば良いと思っていました。そして団体戦で優勝できてほんとうによかったです。

男子個人戦優勝・森 大颯(福大大濠)

個人で日本一になれたことは嬉しいですが、やはり団体で優勝できなかったのは残念です。(決勝の同門・林選手との対戦で最後に決めた引き胴)普段は打たせてくれないので、今日は、たまたま当たりました笑

(団体戦で優勝するため)この大会のためにずっとやってきたのですが、勝負の世界で相手も負けたくないと思っている中で、今日はこっちに運がなかったのかなって思いもあります。ただ、ここで終わりではないので、これから国体や大学へいってもさまざまな大会がありますので

女子人戦優勝 中司美羽(八代白百合学園)

個人戦で優勝できたことは、いままでやったきたことが出し切れたのかなという気持ちです。団体戦で日本一になることが目標だったので、自分が最後に負けてしまって申し訳ない気持ちです。

【結果】

男子団体戦

優勝 磐田東(静岡)

二位 明豊(大分)

三位 日章学園(宮崎)

三位 奈良大附属

女子団体戦

優勝 中村学園女子(福岡)

二位 守谷(茨城)

三位 白百合学園(熊本)

三位 大分鶴崎(大分)

男子個人戦

優勝 森 大颯(福大大濠)

二位 林 晃毅(福大大濠)

三位 髙松宥人(明豊)

三位 西 寿弘(鹿児島商業)

女子個人戦

優勝 中司美羽(白百合学園)

二位 中元緑映(明豊)

三位 淡路咲来(東奥義塾)

三位 小田島蒼来(札幌日大)

男子最優秀選手

藤雄 龍來(磐田東・静岡)、髙松 宥人(明豊・大分)、塩野 真人(奈良大附属・奈良)

原田 恵杜(日章学園・宮崎)、森 大颯(福大大濠・福岡)、林 晃毅(福大大濠・福岡)

西 寿弘(鹿児島商業・鹿児島)、石橋 智紀(九州学院・熊本)、小倉 到也(星城・愛知)、能地 廉(広島皆実・広島)

女子最優秀選手

吉松 美織(中村学園女子・福岡)、熊木 優香(守谷・茨城)、薬師寺 結美(大分鶴崎・大分)

武田 詞葉(八代白百合・熊本)、中司 美羽(八代白百合・熊本)、淡路 咲来(東奥義塾・青森)

中元 緑映(明豊・大分)、小田島 蒼来(札幌日大・北海道)、落合 史蘭(高千穂・宮崎)、木元 美麗(淑徳巣鴨・東京)

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【最終日】8/10 個人戦&団体戦

団体戦・決勝

男子:○磐田東(3-2)明豊×

女子:○中村学園女子 1代表1 守谷×

→代表戦 ○吉松(メ 勝ち )熊木×

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団体戦・準決勝

男子1:×日章学園0-0磐田東○

→代表戦 ×原田( 勝ち メ)藤雄○ 

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男子2:×奈良大附属0-0明豊○

→代表戦 ×塩野( 勝ち メ)髙松○ ※引きメン

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女子1:白百合学園×中村学園女子

→代表戦 ×中司( 勝ち メ)吉松○ ※引きメン

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女子2:○守谷2-0大分鶴崎×

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男子団体・準々決勝

・○日章学園2-1星槎×

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・×西京1-3磐田東○

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・○奈良大附属 0代表0 星城×

→代表戦 ○塩野(真)(メ 勝ち )小倉×

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・○明豊2-0九州学院×

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※決勝トーナメント1回戦ハイライト!

九州学院次鋒・中村が一本勝ちで試合は進み、大将戦で福大大濠・森がメン決めて1-1とし代表戦へ。大将同士となった代表戦は九学・石橋が思い切りよくメンに飛び込み勝利を決めた

女子団体戦・準々決勝

・×西大寺0-3白百合学園○

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・×高千穂1-2中村学園女子○

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・×東奥義塾0-2守谷○

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・×淑徳巣鴨2/4本-4/5本大分鶴崎○

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【最終日】8/10個人戦 準決勝&決勝

男子決勝

・×林(福大大濠)( 延長 ド)森○

→引きドウ

両選手とも積極的に技を出し合うも延長は長引く。最後は森が引きドウを決めて優勝を果たした

女子決勝

・○中司(白百合学園)(コ 延長 )中元(明豊)×

→中元の面に中司がコテをコテをきめた

延長戦、中司がコテを決めて勝利。中元も思い切り良く試合をした

男子準決勝

・髙松(明豊)( 延長 メ)林(福大大濠)

→飛び込みメン

・×西(鹿児島商業)( 延長 メ)森(福大大濠)○

→飛び込みメン

女子準決勝

・○中司(白百合学園)(メ 延長 ) 淡路(東奥義塾)×

→引きメン

・×小田島(札幌日大)( 一本勝ち メ)中元(明豊)○

→試合中盤に鋭いメンを決めた

最終日!9時から試合開始!

8/10 団体戦・決勝トーナメント1回戦

男子:決勝トーナメント1回戦

×A島原 1-2 日章学園B○ 

C星槎国際 × 広島皆実D

○E西京 1-0 敬徳F×

G佐野日大 × 磐田東H

I奈良大附属 × 明桜J 

K星城 × 松江東L 

M高知 × 明豊N 

O九州学院 × 福大大濠P

女子・決勝トーナメント1回戦

A×樟南 ×1-3 西大寺B○

西大寺が選抜王者・樟南から逆転勝利!佐賀、杉原、大将戦で横川が勝利

×C草津東 0-1 白百合学園D○

○E高千穂 2-1 清明学院F× 

×G大社 0-3 中村学園女子H○

○ I東奥義塾 3-0 高知J ×

○ K守谷3-0 健大高崎L× 

×M×札幌日大 0-4 淑徳巣鴨N ○ 

×O金沢 1-2 大分鶴崎P×

【速報】8/9(土) 女子個人 1回戦〜準々決勝

女子個人戦はベスト4が出揃った。九州個人王者・中司(白百合学園・熊本)の勝ち上がりは団体で副将や大将の強豪選手、佐藤(日章学園・宮崎)、熊木(守谷・茨城)小久保(東海大浦安・千葉)に勝利し、準々決勝では吉松(中村学園女子・福岡)から延長で鋭いメンを決めてベスト4進出を決め、準決勝では東北王者・淡路(東奥義塾・青森)と対戦。淡路は序盤戦で長い延長戦を粘り強く試合し勝利すると、その後は勢いをつけ準々決勝では小柄な奥村(富山北部・富山)からトップスピードのメンをきめて勝利し準決勝進出を決めた。

北海道から頂点を目指す小田島(札幌日大・北海道)は延長戦を勝ち抜きベスト4進出を決めた。準々決勝では渡辺(健大高崎・群馬)の思い切りのいい技を凌ぎつつ、延長戦で出ばなコテを決めて準決勝進出し、中元(明豊・大分)と対戦。明豊は女子団体戦の出場を逃し個人戦での出場のみとなった中元(明豊・大分)が躍動。初戦となった2回戦から4回戦までは延長戦となったが、終始攻めの姿勢を崩さず有効打はどれもキレのある技を決め続けた。準々決勝の武田(三養基・佐賀)戦は、試合開始早々にコテを決めてペースを握り、最後は豪快なメンを決めてベスト4進出を決めた。

明日午前9時から男女個人戦準決勝と決勝が行われ、個人日本一が決定する!(8/9 23時 更新)

準決勝(8/10開催)

・中司(白百合学園)× 淡路(東奥義塾)

・小田島(札幌日大)× 中元(明豊)

準々決勝

・○中司(白百合学園)(メ 延長 )吉松(中村学園女子)×

・×奥村(富山北部)( 一本勝ち メ)淡路(東奥義塾)○

・×渡辺(健大高崎)( 延長 コ)小田島(札幌日大)○

・○中元(明豊)(コメ 勝ち )武田(三養基)×

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・2〜4回戦

※14時から女子個人戦スタート!

【速報】8/9(土) 男子団体 予選リーグ

競技2日目、男子団体戦予選リーグが行われた。

注目の九州勢、玉竜旗王者・福大大濠(福岡)はPリーグで米子松蔭(鳥取)、玉島(岡山)に連勝しリーグ突破を決めた。米子松蔭は副将、大将戦で引き分けに持ち込む粘りを見せた。前回王者の九州学院(熊本)はOリーグ初戦で予選大一番、東海大浦安(千葉)との一戦を大将で九学・石橋が勝利し、2戦目では和歌山工業にも勝利した。福大大濠と九州学院は決勝トーナメント1回戦で対戦。玉竜旗決勝、全九州大会の決勝でも福大大濠が勝利している。

Aリーグ、選抜王者・島原(長崎)は済美(岐阜)に1-0、東海大札幌に3-0で勝利しリーグ突破し、決勝トーナメント1回戦で日章学園(宮崎)と対戦。日章学園はBリーグで、今年の数多くの大会で対戦している郁文館(東京)と0-0の引き分け、2戦目の花巻北(岩手)から5-0で完勝し勝利者数差でリーグ1位を決めた。

Nリーグの明豊(大分)は初戦の龍谷富山(富山)を3-0、2戦目は、嘉手納が本数でリードする大将戦となり、明豊大将・髙松がメンを決めて一本勝ちで逆転勝利し決勝トーナメント進出を決めた。

Hリーグは強豪校が揃い、東海王者・磐田東(静岡)が育英(兵庫)と対戦し副将戦で磐田東・石田の勝利により1-0で勝利すると、2戦目の桐蔭学園(神奈川)戦は大将戦で磐田東・藤雄が2本勝ちで勝負を決め、この激戦リーグを制し、決勝トーナメント1回戦では佐野日大(栃木)と対戦へ。

その佐野日大は関東勢で唯一のリーグ突破校。予選Gでは久御山(京都)に3-1、青森西(青森)に2-0で勝利した。

地元・広島皆実(広島)は羽咋工業(石川)に3-1で勢いをつけ、2戦目の三重(三重)では2-1の接戦を制して予選突破を決めた。神辺旭(広島)は予選Iで比叡山(滋賀)、奈良大附属(奈良)に敗れ、最終戦の近畿対決は奈良大附属が2-1で勝利した。

近年、香川県で頭角を表した星槎は予選Cで鹿児島玉龍(鹿児島)、四国対決となった城北(徳島)から3-1で勝利しリーグ突破を決め、決勝トーナメントでは広島南と対戦へ。

愛知の強豪・星城は全国選抜出場は逃したがインターハイ予選を勝ち抜き出場を決め、予選Kでは佐久長聖(長野)、新潟商業(新潟)の北信越勢を下し2年連続で決勝トーナメント進出を決めた。

E、西京(山口)、F敬徳(佐賀)、J東北王者・明桜(秋田)、M高知(高知)がリーグ突破を決めた。

リーグ1位・決勝トーナメント1回戦(8/10開催)

A島原 × 日章学園B 

C星槎国際 × 広島皆実D

E西京 × 敬徳F 

G佐野日大 × 磐田東H

○I奈良大附属 1-0 明桜J ×

K星城 × 松江東L 

×M高知 1-2 明豊N○ 

O九州学院 × 福大大濠P

9時より試合開始!本日最初の一本は比叡山先鋒・木下がコテを2本決めて勝利!チームも神辺旭に勝利

【速報】8/8(金) 男子個人 1回戦〜準々決勝

強豪選手が多数出場した男子個人戦はベスト4が出揃った。4選手が九州勢となり、全九州王者であり玉竜旗を制した福大大濠から森、林がそろって進出。そして明豊・髙松、鹿児島商業・西となった。準々決勝には関東勢、山村学園・寺井、東海大相模・上野が入り、磐田東の大将の藤雄、そして北海道・東海大札幌の鈴木がベスト8にはいった。

ベスト16にも九州、関東選手が多く進出し、関西勢では清明学院・林田がベスト16(4回戦)、米子松蔭・松原も準々決勝前に姿を消した。

開催地の広島は4選手がエントリーしたが2回戦で敗退し、悔しい結果となった。

準決勝(※8/10開催)

・髙松(明豊)×林(福大大濠)

・西(鹿児島商業)×森(福大大濠)

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準々決勝

・○髙松(明豊)(ド 延長 )寺井(山村学園)×

→面返しドウ

・×上野(東海大相模)( 勝ち メメ)林(福大大濠)○

・×鈴木(東海大札幌)( 勝ち メメ)西(鹿児島商業)

・×藤雄(磐田東)( 一本勝ち コ) 森(福大大濠)○

・3〜4回戦進行中(16時30分)

【速報】8/8(金) 女子団体予選リーグ

女子団体戦、3チームによる予選リーグが開催され、最終日におこなわる決勝トーナメント進出した16チームが出揃った。

激戦のAリーグを勝ち抜いたのは全国選抜優勝の樟南。島原との直接対決は引き分け、総勝利者数差で1人の差でこのリーグを勝ち上がった。Cリーグも接戦となり、草津東が浜名と1勝1分けで並び総勝利者数1人差で草津東がリーグ突破。滋賀は今年の国体も開催されるため、さらに勢いをつけたいところ。

広島勢は、J広島皆実が2分けに終わりリーグ突破は高知となった。D盈進は白百合学園の牙城を崩すことはできずリーグ敗退となった。男子にも期待したい。

予選リーグを2勝で勝ち上がったのはB西大寺、Dの九州王者・白百合学園、E高千穂、F清明学院、G大社、Hの前回王者・中村学園女子、I東奥義塾、K守谷、L健大高崎は桐蔭学園との直接対決に勝利して2連勝、M札幌日大、N淑徳巣鴨、Oは日本海リーグとなり金沢が富山北部、鳥取北斗に連勝の13チームが白星のみでリーグを勝ち上がった。

リーグ1位・決勝トーナメント1回戦(8/10開催)

A樟南 × 西大寺B 

C草津東 × 白百合学園D

E高千穂 × 清明学院F 

G大社 × 中村学園女子H

I東奥義塾 ×高知J 

K守谷 × 健大高崎L 

M札幌日大 × 淑徳巣鴨N 

O金沢 × 大分鶴崎P

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9時から試合開始!

8/7(木) 開会式

8/7(木)、高校剣道日本一を決める全国高校剣道大会が広島県・広島県立総合体育館にて開幕した。

開会式では、前回大会男子団体優勝の九州学院(熊本)、女子団体優勝の中村学園女子(福岡)を先頭に入場行進が始まり都道府県各代表チーム、選手が会場入りした。開会宣言されたのち、優勝旗返還などがおこなわれ、選手宣誓では広島皆実の山中一颯、中川結花が代表しておこなった。公開演武として日本剣道形がおこなわれ、今大会では高段者の先生による演武ではなく、広島皆実高校の女子2選手が七本目までをおこなった。打太刀・面地毬衣、仕太刀・中川結花は、広島県高校剣道形試合に優勝した実力を見せ、メリハリ、キレのある剣道形で開会式を締め括った。

第72回全国高等学校剣道大会

令和7年度全国高等学校総合体育大会剣道大会

第72回全国高等学校剣道大会が2025年8月7日(木)から10日(日)に、広島県・広島県立総合体育館にて開催される。インターハイ、高校剣士にとってこの大会で優勝することが最大の目標となる大会である。試合は団体戦、個人戦がおこなわれ、各都道府県予選を勝ち抜いた選手が出場する。

団体戦は男女1チーム、個人戦は男女とも2選手が出場。団体戦は3チームの予選リーグを行い1位チームが決勝トーナメント進出(ベスト16)し優勝を目指す。個人戦は1発勝負のトーナメント戦となり、最大7回を勝ち抜くと優勝に辿り着く。

団体戦では前回大会男子優勝の九州学院(熊本)は今大会も出場を決め連覇を目指す。3月の全国選抜大会優勝の島原(長崎)、準優勝の福大大濠(福岡)も出場を決めている。関東王者・郁文館(東京)は九州大会三位・日章学園(宮崎)と同一リーグ、東海王者・磐田東(静岡)は育英(兵庫)、桐蔭学園(神奈川)の強豪校とリーグ戦で対戦。

女子団体戦は前回大会優勝の中村学園女子(福岡)は全九州大会優勝の勢いをつけて大会に挑む。全国選抜大会で初優勝した樟南(鹿児島)は、予選で島原(長崎)、奈良大付属(奈良)と激戦リーグに入った。関東王者・守谷(茨城)、東北王者・東奥義塾(青森)など強豪校も出場する。

今年の高校日本一が決まる瞬間を、LET’S KENDOでは速報予定です!

日程

令和7年/2025年8月7日(木)〜10日(日)

広島県・広島県立総合体育館

・8/7(木) 14:40〜 開会式

・8/8(金) 女子団体戦 予選リーグ、男子個人戦 1回戦〜準々決勝

・8/9(土) 男子団体戦 予選リーグ、女子個人戦 1回戦〜準々決勝

・8/10(日) 男女個人戦 準決勝〜決勝、男女団体戦 決勝トーナメント1回戦(ベスト16)〜決勝・閉会式

※LET’S KENDOでは速報予定です

※大会詳細は【中国総体2025HP】に掲載されています>>

※大会組合せなどは【全国高校総体剣道大会HP】に掲載されています>>

組合せ

団体戦

個人戦