【生配信&速報】7/3〜4 全九州高校剣道大会

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男子団体戦、九州学院が3年ぶり14度目の大会制覇。長崎南山が2位。

女子個人戦、小柄な井上(中村学園女子)が鋭いメンを決め続け、優勝まで上り詰めた。女子の部は中村学園が独占。

男子個人戦、決勝は福岡対決。金井田(福大大濠)が藤島(常葉)から勝利し優勝

女子団体戦、中村学園女子が八代白百合との代表戦を制し、3年ぶり7度目の優勝

令和3年度 第68回全九州高校剣道競技大会

令和3年/2021年7月3日~4日、第68回全九州高校剣道競技大会(鹿児島県・吹上浜公園体育館)にて開催された。

コロナ禍の開催のため当初予定していた会場から何度も変更がおこなわれた。また、選手・関係者は感染対策を徹底し、無観客でおこなわれた。

試合は男女団体戦、男女個人戦が2日間にわたり開催された。

男子団体戦、九州学院が3大会ぶりに優勝!

団体戦への出場は各県上位2校、個人戦は上位8名と狭き門を通過した強豪が勢揃いした。

団体戦は4校リーグが行われ、上位2校が決勝トーナメント(ベスト8)へ進出し、優勝を目指した

男子個人戦を制した金井田(福大大濠)、女子個人戦は井上(中村学園女子)の福岡勢が個人戦で優勝を果たした。両選手とも団体戦では控えになってしまうこともある選手の優勝。両チームの選手層の厚さを象徴するような優勝劇だった。男子2位の藤島(福岡常葉)は構えや打突など力強く、今後も活躍に期待したい。また、男子個人3位には島原の小山、安田が入った。

女子2位の與﨑(錦江湾)、鹿児島開催だったたけに優勝は逃したものは悔しい部分もあるかもしれないが、印象に残る一本を決め続けた。

男子団体戦は九州学院が優勝、二位に長崎南山となった。九学は個人戦で結果を残せなかったが、団体戦でのそのチーム力・結束力、実力は近年の高校剣道会をリードするその姿を見ることができ、続くインターハイでも優勝候補の一角といって過言ではないだろう。二位の長崎南山、リーグ戦でも九学と同一リーグ、そして準決勝では長崎予選の決勝の相手でもあった西陵と厳しい試合を重ね、約40年ぶりの優勝には一歩届かなかった。

女子団体戦、中村学園女子が準決勝で最大のライバルでもある筑紫台に1-0で勝利し、決勝での八代白百合戦では代表戦を制して優勝を果たした。勝負どころの一本を取れることが、優勝できるチームの勝負強さ。個人は優勝が井上、そして3位に池田と活躍した中村学園。八代白百合は大将の竹町はしっかりとした剣風で団体戦、個人戦と勝負強さを見せた。個人でも岩原が三位入賞と八代白百合も今大会は好成績を残し、インターハイへ臨む。

男子団体戦

男子団体戦、Aリーグを3連翔で突破したのは西陵、そして2位が錦江湾となった。日章学園と龍谷がリーグ敗退。

Bリーグは高千穂と三養基が2勝1分同士となり、総本数差2本で高千穂が1位通過となった。激戦の福岡からインターハイ出場を決めた福岡第一、昭和薬科大附属がリーグ敗退となった。

Cリーグ、東福岡が1位、明豊が2位。勝者数差により順位が決定した。鹿本、小禄がリーグ突破ならず。

Dリーグの最終戦、九州学院と長崎南山の直対決は引き分けとなり、九州学院が1位、南山は2位となった。大分国際情報もその最終戦の結果次第だったが、惜しくもリーグ突破はできなかった。鹿児島商業はリーグ4位と、地元開催だったが、厳しいリーグに入ってしまった。

決勝トーナメント1回戦も、接戦が繰り広げられた。西陵と明豊は、大将戦で西陵・俵﨑が明豊・蔵座から勝利し2-1で準決勝進出。長崎南山と高千穂も大正戦となり、南山・山中が高千穂・伊東から勝利し2-1で準決勝へと進み、西陵と決勝進出をかけて対戦し、南山が先鋒と副将、大将を取り3-0で勝利し、18年ぶりの決勝進出を決めた。

開催地の錦江湾は準々決勝で東福岡との大将戦に、錦江湾・上原が東福岡・大隈から勝利し2-1で準決勝進出。

九州学院は3月の全国高校選抜大会で敗れた三養基と準々決勝で対戦となり、この試合では九州学院、鮫島、長谷川、末永が勝利し3-0でベスト4を決めた。

準決勝、九州学院リードの大将戦で錦江湾・上原が勝利し代表戦に持ち込む。代表戦は再び大将同士の対戦となり、九学・末永がメンを決めて決勝進出を決めた。

決勝戦は長崎南山と九州学院。九学先鋒・鮫島と次鋒・福岡が連勝し試合を優位に進め、勝負のかかった副将戦では南山・山口がメンで先取し流れを引き戻したかったが、九学・荒木もしっかりと取り返し引き分けなり、2-0で九州学院の優勝が3年ぶり14度目の優勝を果たした。

7/4男子団体戦・結果

優勝 九州学院

二位 長崎南山

三位 西陵、錦江湾

7/4女子個人戦・結果

優勝 井上(中村学園女子)

二位 與﨑(錦江湾)

三位 池田(中村学園女子)、岩原(八代白百合)

7/3男子個人戦 結果

優勝 金井田(福大大濠)

二位 藤島(福岡常葉)

三位 安田(島原)、小山(島原)

ベスト8

山開(西陵)、山中(長崎南山)、稲葉(鵬翔)、藤野(大分国際情報)

女子団体戦 結果

優勝 中村学園女子

二位 八代白百合

三位 筑紫台、阿蘇中央

・ベスト8

都城、鹿児島女子、錦江湾、島原

女子個人戦ハイライト

決勝 ×與﨑(錦江湾)( 延長 メ)井上(中村学園)○

準決勝

・○與﨑(錦江湾)(メメ 勝ち )池田(中村学園)×

・×岩原(八代白百合)( 延長 メ)井上(中村学園)○

準々決勝

○與﨑(錦江湾)(メメ 勝ち )谷口(筑紫台)×

○池田(中村学園)(コ 一本勝ち )弓(三養基)×

○岩原(八代白百合)(メ 延長 )奥(明豊)×

×小場佐(菊池女子)(メ 勝ち メメ)井上(中村学園)○

三回戦

○與﨑(錦江湾)ー竹町(八代白百合)×

×仲西(小禄)ー谷口(筑紫台)○

西(菊池女子)ー池田(中村学園)

×寺坂(中村学園)ー( 延長 メ)岩原(八代白百合)

×平山(海星)( 勝ち メメ)奥(明豊)○

×本城(大村)ー弓(三養基)○

×松原(明豊)( 延長 ド)小場佐(菊池女子)○

×盛迫(樟南)ー井上(中村学園)○

二回戦、寺坂(中村)は生出(島原)との長い延長戦の末にドウを決めて三回戦進出。谷口(筑紫台)も延長で勝利。

一回戦、池田、寺坂の中村勢が一回戦突破。島原の生出、井上も勝ち進む。

興﨑(錦江湾)、久富(小城)、田邊(三重総合)、西(菊池女子)、櫻井(高千穂)、石島(宮崎日大)、本城(大村)、岩原(八代白百合)、平山(海星)、小場佐(菊池女子)、盛迫(樟南)、下大迫(川内)

男子団体戦ハイライト

決勝 ×長崎南山(0-2)九州学院○

決勝、九学が先鋒、次鋒を連勝。南山を取り返すことができずに九学が2ー0で優勝を決めた。

準決勝

準決勝、錦江湾が大将戦で追いつき代表戦となったが、九学・末永がメンを決めて決勝進出を決めた。

・×西陵0-3長崎南山○

・×錦江湾( 代表戦 )九州学院○

決勝トーナメント・ベスト8

準々決勝、九学が三養基から3-0で勝利した。

・○西陵2-1明豊×

・○長崎南山2-1高千穂×

・×東福岡1-2錦江湾○

・×三養基0-3九州学院○

6試合目(リーグ最終戦)

A:△龍谷1-1錦江湾△

B:×福岡第一0-2高千穂○

C:○明豊4-1小禄×

D:九州学院 長崎南山

5試合目

A:×日章学園1-2西陵○

B:○三養基3-0昭和薬科大×

C:○東福岡3-1鹿本×

D:×鹿児島商業1-2大分国際情報○

4試合目

A:×日章学園0-2錦江湾○

B:△三養基1ー1高千穂△

C:○東福岡4-1小禄×

D:×鹿児島商業0-1長崎南山○

3試合目

A:×龍谷1 /1本 勝ち  1/2本西陵○

B:○福岡第一4-0昭和薬科大×

C:○明豊1-0鹿本×

D:○九州学院3-0大分国際情報×

2試合目

A:○西陵2-0錦江湾×

B:×昭和薬科大0-4高千穂○

C:○鹿本2-1小禄×

D:△大分情報国際0-0長崎南山△

1試合目

A:×龍谷0-1日章学園○

B:×福岡第一0-3三養基○

C:△明豊0-0東福岡△

D:○九州学院3-0鹿児島商業×

大会二日目、前半戦は男子団体戦、後半戦は女子個人戦となります。

7/4(日) ライブ配信

※Wi-Fiを使用した配信のため、映像が不安定になることがあるかもしれません。また、電波状況によっては配信ができない可能性もあります。

※できるかぎり全試合収録し、大会後からアップしていきます。

第1試合場・チャンネル1

第1試合場 試合順

第2試合場・チャンネル2

第2試合場 試合順

第3試合場・チャンネル3

第3試合場 試合順

第4試合場・チャンネル4

第4試合場 試合順

男子個人戦ハイライト

【決勝】×藤島(福岡常葉)( 延長 メ)金井田(福大大濠)○

決勝は攻め、打突力、状況判断に優れた選手同士での一戦となった。両選手とも攻め合うも思い切ったうちが出せなかった。延長戦になり、金井田が間合いをつめてメンに飛び込み、藤島から一本を奪い優勝を果たした。

準決勝

・×安田(島原)( 一本勝ち メ)藤島(福岡常葉)○

・○金井田(福大大濠)(コ 一本勝ち )小山(島原)×

小山はいい機会を捉えていたが一本は奪えず、金井田が試合終了間際にコテを決めて一本勝ちし決勝へ。

準々決勝

・×山開(西陵)(メ 勝ち コメ)安田(島原)○

・×山中(長崎南山)( 延長 コ)藤島(福岡常葉)○

・○金井田(福大大濠)(コ 延長 )稲葉(鵬翔)×

・○小山(島原)(メコ 勝ち )藤野(大分国際情報)×

藤島が延長でコテを決めてベスト4進出
ベスト8
小山(島原)は藤野(大分国際情報)から二本勝ちしベスト4へ

3回戦、金井田(福大大濠)が大園(島原)からコテを決めて一本勝ちし、ベスト8へ。

上段の山開(西陵)が上村(敬徳)に勝利。藤島(常葉)はキレ良く、下田(島原)から二本勝ち

小山(島原)、落ち着いた試合展開で富山(鹿児島商業)からコテで二本勝ち

2回戦、大園(島原)が末永(九学)から勝利。村上(敬徳)が松尾(福大大濠)から二本勝ち。

2回戦勝者・途中経過:安田(島原)、金井田(福大大濠)、山中(長崎南山)、上原(錦江湾)、伊東(高千穂)、稲葉(鵬翔)、岸本(明豊)、藤島(福岡常葉)

1回戦、松尾(福大大濠)、末永(九州学院)、小山(島原)らが勝利し2回戦へ。

1回戦勝者【途中経過】:上村(敬徳)、山開(西陵)、前村(那覇)、山中(長崎南山)、田中(日章学園)、仲間(小禄)、大園(島原)、高橋(高千穂)、金井田(福大大濠)、山本(大分上野丘) 、安田(島原)、岸本(明豊)、溝上(佐賀北)、上原(錦江湾)、荒木(日章学園)、山野(九州学院)、川尻(三養基)、下田(島原)、伊東(高千穂)ほか

15時20分頃より開始!

女子団体戦ハイライト

【決勝】○中村学園女子(1 代表戦 1)八代白百合×

代表戦でも延長を繰り返し、最後は中村・池田が白百合・竹町からコテを決めて勝利し、中村学園女子の優勝を決めた。

準決勝

○中村学園女子(1-0) 筑紫台×

×阿蘇中央(0-1)八代白百合○

決勝トーナメント・準々決勝

○中村学園女子3-0都城×

×鹿児島女子1-2筑紫台○

×錦江湾1-3阿蘇中央○

○八代白百合(0代表0)島原×

予選リーグ

6試合目(リーグ最終戦)

○中村学園×小禄×

?八代白百合×高千穂?

△佐賀女子1-1錦江湾△

?島原×明豊?

5試合目

○西陵4-1阿蘇中央×

×佐賀学園0-3筑紫台○

○杵築2-1都城×

?前原×鹿児島女子?

4試合目

×西陵(0-1)小禄○

×佐賀学園(1-2)高千穂○

×杵築(1 本数差 1)錦江湾○

×前原(0-4)明豊○

3試合目

△中村学園0-0阿蘇中央△

△八代白百合1-1筑紫台△

×佐賀女子0-5都城○

?島原×鹿児島女子?

2試合目

○阿蘇中央2-1小禄×

○筑紫台2-0高千穂×

△都城0-0錦江湾△

○鹿児島女子1-0明豊×

1試合目

○中村学園(2-1)西陵×

○八代白百合(2-0)佐賀学園×

○佐賀女子(2-1)杵築×

○島原(2-0)前原×

大会初日は、AM:女子団体戦、PM:男子個人戦!試合開始は9時半ころ。

7/3(土) ライブ配信

※Wi-Fiを使用した配信のため、受信受状況や天候により映像が不安定になると予想されます。また、配信ができない可能性もあります。

第1試合場・チャンネル1

第1試合場・試合順

第2試合場・チャンネル2

第2試合場 試合順

第3試合場・チャンネル3

第3試合場 試合順

第4試合場・チャンネル4

第4試合場 試合順

大会スケジュール

7/3(土) 女子団体戦 予選リーグ〜決勝、男子個人戦 1回戦〜決勝

7/4(日) 男子団体戦予選リーグ〜決勝、女子個人戦 1回戦〜決勝

組合せ

※大会詳細・組合せは【九州高体連HP】に掲載されています。