【速報】4/14 第22回全日本選抜剣道八段優勝大会2024

栄花直輝(北海道)が2連覇!3度目の優勝果たす

竹内司(岡山) ラストチャレンジで技鋭く二位入賞 

帝京大学剣道部

第22回全日本選抜剣道八段優勝大会 

令和6年・2024年4月21日(日)、第22回全日本選抜剣道八段優勝大会が愛知県名古屋市・中村スポーツセンターにて開催された。

大会へは全国から選抜された剣道八段32選手が推薦され、トーナメントにより優勝が争われた。

前回大会優勝の栄花直輝(北海道)は気迫と強さ、そして卓越した技術で勝ち上がり、準決勝で石田洋二(大阪)から勝利し、2大会連続での決勝進出を果たした。

決勝で対するはラストチャレンジ(※)となった竹内司(岡山)。準決勝では鍋山から胴を決めて一本勝ちし初の決勝進出を果たした。

決勝戦、両選手とも積極的に技を出し合う展開になると、試合中盤に栄花が竹内の面に対して返しドウを決め、一本勝ちし2連覇、3度目の優勝を果たした。

※ライトチャンス→通常、大会への出場は五回までとなっている。

インタビュー

優勝・栄花直輝

「膝の調子が悪く万全の調子ではなかったのですが、生涯剣道という意味で歳を取ったりケガをしたりいろいろな状況があるので、どのくらいのパフォーマンスをだせるのかと思いながら試合にのぞみ最高の成績となったので嬉しいのですが、修行という意味では良い経験をさせてもらったと思っています。。(連覇という意識は?)連覇したいという気持ちはありませんでした。ただ、勝ち方や内容などプラスアルファを考えて試合にのぞみました。(自己評価としては?)どうですかね〜(笑) 自分よりも見ていただいた方々に評価してもらうこともかもしれませんが、自分としては足に痛み止めを打って状況なの中で最大限できたと思っていますが、もう少しできたかな?という部分はところどろありました。」

二位・竹内司

「この大会へ出場させていただくだけでも、感謝しています。(試合を振り返り)自分としては、試合を重ねるごとに冷静に試合を運べたと思っています。結果よりも、自分の剣道ができたというのが良かったと思っています。(決勝戦は?)自分はチャレンジャーです。それしかありません。胸を借りるつもりで一生懸命攻めることしか考えていませんでした。栄花選手のような立派な選手と対戦させてもらっただけで感謝しています。(今後について)私は少年剣道指導が中心です。子どもたちにも、大会に出場できたのは子供達のおかげで自分がここで試合ができているということを伝えていますし、今日も応援に来てくれた道場のみんな、岡山県剣道連盟の先生方にも感謝しています。」

結果

優勝 栄花直輝(56歳・北海道)

二位 竹内 司(57歳・岡山)

三位 石田洋二(58歳・大阪)

三位 鍋山隆弘(55歳・茨城)

ベスト8

藤井良一(63歳・山口)、佐藤 誠(56歳・兵庫)、井口 清(54歳・埼玉)、染谷恒治(58歳・千葉)

※結果詳細は【全日本剣道連盟HP】に掲載されています>>

ライブ配信

速報 決勝

・○栄花(直・北海道)(ド 一本勝ち )竹内(岡山)×

速報 準決勝

・○栄花(直・北海道)(メ 延長 )石田(大阪)×

※終始攻めの姿勢の栄花は、延長戦で鋭く攻めてメンを決めて勝利

・×鍋山(茨城)( 延長 ド)竹内(岡山)○

※鍋山が先に攻める展開を作るが、竹内も徐々にタイミングが合いだし、延長2回目、鍋山の面に竹内が返しドウを決めて決勝進出を果たした

速報 準々決勝(3回戦)

×藤井(山口)( 勝ち ココ)栄花(直・北海道)○

※栄花の圧力のある攻めに二刀流の藤井はなかなか攻めきれず、栄花は藤井の左コテを2本決めて勝利した

○石田(大阪)(メ 延長 )佐藤(兵庫)×

※延長戦、佐藤は小手を狙ったが石田が打ち終わりにメンを決めて勝利

○鍋山(茨城)(メ 延長 )岩佐(東京)×

※試合序盤は五分の展開だったが、延長を重ねるうちに鍋山の攻めが増えてきた。延長戦は実に12回、最後は鍋山が出ばなメンを決めて勝利した

×染谷(千葉)( 延長 メ)竹内(岡山)○

※延長戦、染谷が小手を狙ったが竹内のメンが一本となり準決勝進出

速報 2回戦

○竹内(岡山)(メメ 延長 メ)倉成(愛知)×

※倉成がメンで先取するも竹内もすぐに取り返す展開となり、延長戦へ。2回目の延長で、竹内が飛び込みメンを決めて勝利した

○平尾(東京)( 延長 メ)染谷(千葉)×

※延長2回目、両選手とも変化技も出していたいたが、最後は染谷ば中心を攻めたメンを決めた

×谷川(宮崎)( 延長 メ)岩佐(東京)○

※延長2回目、谷川の動き出しに岩佐が見事な出ばなメンを決めた

×井口(埼玉)( 棄権 )鍋山(茨城)○

※互角の展開で延長戦となっていたが、井口が左足のアクシデントで棄権となった。

○佐藤(兵庫)(メ 一本勝ち )宮戸(和歌山)×

※宮戸が返し胴を狙ったが、佐藤は体勢の整っていない宮戸へ引きメンを決めて勝利

○石田(大阪)( 一本勝ち コ)本名(茨城)×

※石田が本名の動き出しに出ばなコテを決めて一本勝ち

×髙橋(京都)( 一本勝ち コ)栄花(直・北海道)○

※終始攻めていた印象の栄花だが、髙橋も構えを崩さず。延長戦となり、最後は栄花がコテを決めて勝利した

○藤井(山口)(メ 一本勝ち )恩田(東京)×

※藤井が二刀流からの片手メンを決めて勝利

速報 1回戦

×愛甲(大阪)( 延長 コ)倉成(愛知)○

※延長開始早々、倉成がコテを決めて勝利

×杉本(石川)( 一本勝ち ド)竹内(岡山)○

※試合中盤、竹内が面返しドウを決めて一本勝ち

○染谷(千葉)(コ 延長 )蓮尾(福岡)×

※3度目の延長戦、染谷が変化をつけながら攻め入りコテを決めて勝利した。

×桑原(香川)( 延長 コ)平尾(東京)○

※延長戦、平尾が攻め入りコテを決めて勝利

×長納(兵庫)( 一本勝ち コ)岩佐(東京)○

※試合序盤に岩佐が重量感のあるコテを決めて一本勝ち

○谷川(宮崎)(メ 延長 )清田(和歌山)×

※面を狙い合う展開に。延長で谷川がメンを決めて勝利

×江藤(大阪)( 勝ち メメ)鍋山(茨城)○

※鍋山が鋭い出ばなメンを2本決めて勝利

○井口(埼玉)(コ 延長 )栄花英(北海道)×

※延長4回目、栄花のうち終わりに井口が引きコテを決めて勝利

×堀江(福井)( 勝ち メ)宮戸(和歌山)○

※多彩な技を出し合う展開となり、延長で宮戸が飛び込みメンを決めて勝利

○佐藤(兵庫)(メ 一本勝ち )寺地(東京)×

※試合中盤、寺地の小手をさばき佐藤がメンを決めて一本勝ち

×玉田(徳島)( 延長 メ)本名(茨城)○

※本名が延長で玉田の小手をかわしてメンを決めた

○石田(大阪)(メ 延長 )今里(神奈川)×

延長戦、今里の面の打ち終わりに石田がメンを決めた。

○栄花直(北海道)(コメ 勝ち )國友(福岡)×

※出ばなコテ、メンを決めた前回王者・栄花が二本勝ちで2回戦へ。見応えのある攻め合いだった

○髙橋(京都)(コ 延長 )北村(愛知)×

※3度目の延長戦、髙橋が上段構えの北村の右コテを決めて勝利

×吉田(大阪)( 一本勝ち メ)恩田(東京)○

※試合中盤、恩田が飛び込みメンを決めて一本勝ち

○藤井(山口)(メ 延長 )岩切(千葉)×

※延長戦を何度も繰り返し、最後は二刀流・藤井が片手メンを決めた

9時25分より開会式!

第22回全日本選抜剣道八段優勝大会

第21回大会 決勝
前回大会優勝 栄花直輝(北海道)

令和6年/2024年4月21日(日)

愛知県名古屋市・中村スポーツセンター

開会式 9時25分〜

※個人戦・トーナメント

※選手選出

全日本剣道連盟・会長が委嘱する選考委員により構成される「選手選考委員会」において選考された剣道八段受有者32名

※LET’S KENDOでは速報予定

※大会詳細は【全日本剣道連盟HP】に掲載されています>>

組合せ

第22回全日本選抜剣道八段優勝大会 組合せ
※全剣連HP・大会プログラムより

ライブ配信

・メインチャンネル

・サブチャンネル

過去大会

・2023第21回大会(優勝:栄花直輝(北海道)、二位:愛甲(大阪))

・2022第20回大会(優勝:染谷(千葉)、二位:寺地(賢))

・2021第19回大会(優勝:栄花英幸(北海道)、二位:鍋山(茨城))

※LET’S KENDOで取材分