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第6回 ウォーミングアップ3・アキレス腱編 – 連載企画「トレーナー中島のトラの穴」

トレーナー中島のトラの穴

予防が最重要

柔道整復師、スポーツトレーナーをやっております七福整体院・整骨院の中島です

 剣道家のみなさま こんにちは、七福整骨院・整体院の中島です。
今回はウォーミングアップ最終回 〜アキレス腱編〜です。
当院にも、アキレス腱断裂やふくらはぎの肉離れで、剣道家の方が来院されますが、ウォーミングアップによる予防が最重要と考えています。
以前にも当コラムで「アキレス腱断裂の予防法」については書きましたので、そちらも参考にして下さい。
今回は、その時に書けなかった体操を2つお伝えします。

1、足指グーチョキパ-体操

2、足首回し

を紹介します!!

おさらいから

まず、「アキレス腱断裂の予防法」のおさらいから。

八の字立ち
八の字立ち
逆八の字立ち
逆八の字立ち
壁押しストレッチ
壁押しストレッチ

・ハの字つま先立ち(がに股)、逆ハの字つま先立ち(内股)状態から、カカトを上げて各5秒間×3回
・壁押しストレッチ、膝裏を伸ばすイメージで右足左足各10秒×3回を、息を吐きながら優しく伸ばす。
※詳しくは「アキレス腱断裂の予防」をご覧下さい!!

手軽にできて効果的!!

1.足指グーチョキパ-体操

画像左からグー・チョキ・パー
画像左からグー・チョキ・パー

簡単です!MAXの力で足の指でグーチョキパーをやってみてください。
各5秒キープを3セット。

2.足首回し

押さえ、足首をまわす
押さえ、足首をまわす

足首の少し上の、内くるぶしと外くるぶしの少し上を手でギューと押さえ、その状態で足首を回しましょう。動かせる範囲の限界まで足首を動かす事がポイントです。
内回し・外回しを10回程度。
この2つは!アキレス腱だけでは無く、足底筋膜炎・踵骨骨端炎など、足の裏の痛みの予防にもなりますので、少年剣士にもおススメです!!

また本当に簡単なので、テレビを見ながら、お風呂に入りながらやっていただくのも良いでしょう。血行促進の作用がありますので、冷え性対策にもなります!

コラムをお読みいただきありがとうございます!
LET’S KENDOをご覧になっていただいている皆様がケガの無い剣道生活を送っていただければと、心から願って書かせていただきました!

次回はどんなコラムにしようかな~と、検討中です。こうご期待!


中島 敦

・中島 敦(なかじま あつし)
・1982年 埼玉県出身
・資格 柔道整復師
整形外科・整骨院で修行後、スポーツ障害のケア、アスリートのコンディショニングに特に力を入れる。
「七福整体院・整骨院」をさいたま市北区(JR高崎線宮原駅)に開業する。
また、「アスリートの力になりたい」という想いから、師匠であるむらかみ予防医術研究所・村上先生とともに、トレーナー業務を行なう。

・トレーナー、活動事例
プロボクサー、格闘家の試合前のコンディショニング
怪我の予防法やテーピングの講習会


七福整体院・整骨院

※中島先生が院長の「七福整体院・整骨院」は、JR宮原駅徒歩2分の場所にあります。
※完全予約制となっておりますのでご注意下さい。

詳細はこちらから!!

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第5回 ウォーミングアップ2/肩編 – 連載企画「トレーナー中島のトラの穴」

トレーナー中島のトラの穴

剣道家の為のウォーミングアップ

柔道整復師、スポーツトレーナーをやっております七福整体院・整骨院の中島です

  みなさまこんにちは!!柔道整復師、スポーツトレーナーをやっております七福整骨院の中島敦です!!

前回の「ラジオ体操編」は読んで頂けましたか??私は仕事で忙しくて運動できない時は、ラジオ体操とランニングをしているんです。ラジオ体操は頭に入っているので、動画を見ながらはやっておりませんが(笑)。結構いい運動にもなります!!みなさまも工夫をして是非行なってみて下さい!!

さて今回は、竹刀を振る時に負担の多い、肩関節のウオーミングアップをご説明いたします!

簡単ながら効果的なので是非稽古前やっていただきたいのと、会社のデスクワークで疲れた時のリフレッシュ、また「肩こり」の予防にも効果的です!

肩こりにも効果抜群!

息を吐きながら押し合う
息を吐きながら押し合う

 1.胸の前に両手を合わせ合掌し、両手を7割程度の力でゆっくり息を吐きながら押し合う。10秒×3セット。
※肩や胸の筋肉を意識して下さい。


右手上で10秒×2回
右手上で10秒×2回

 2.胸の前で両手をにぎり全力でお互いに引き合う。
右手上で10秒×2回 左手を上で10秒×2回。

左手を上で10秒×2回
左手を上で10秒×2回


腋の下に手を挟み脇を締める 。10秒×2回 左右

 3.腋の下に手を挟み脇を締める 。10秒×2回 左右


肩を中指で触るように肘を曲げます。そして指を肩に付けたまま肩を回します。

 4.肩を中指で触るように肘を曲げます。そして指を肩に付けたまま肩を回します。
前回し・後ろまわしを、大きくゆっくりと5回程度。


両肘を息を吐きながら近づける
両肘を息を吐きながら近づける

 5. 4.のポジションを両腕で行ない、そのまま肘と肘とを、息を吐きながら近づけます。
そして今度は、肘を離せるだけ離し、胸をひらいた状態から、さらに肩甲骨を息を吸いながら近づけます。10往復行ってください。

息を吸いながら、できるだけ肘を離す
息を吸いながら、できるだけ肘を離す

ウォーミングアップの際は「呼吸」が大切です。
息をゆっくり大きく「はく」「吸う」ことを意識してください。
また今回は「肩」というポイントを重点においたウォーミングアップをご紹介したので、行なう際は「肩」または関連する場所も、呼吸と同時に意識・頭でイメージしていただくと、効果も上がります。

このような感じで、肩のウォーミングアップをぜひやってみてください!!

肩こり、四十肩・五十肩のリハビリにも効果的ですよ!

次回は腰のウォーミングアップ編です。お楽しみに!!


中島 敦

・中島 敦(なかじま あつし)
・1982年 埼玉県出身
・資格 柔道整復師
整形外科・整骨院で修行後、スポーツ障害のケア、アスリートのコンディショニングに特に力を入れる。
「七福整体院・整骨院」をさいたま市北区(JR高崎線宮原駅)に開業する。
また、「アスリートの力になりたい」という想いから、師匠であるむらかみ予防医術研究所・村上先生とともに、トレーナー業務を行なう。

・トレーナー、活動事例
プロボクサー、格闘家の試合前のコンディショニング
怪我の予防法やテーピングの講習会


七福整体院・整骨院

※中島先生が院長の「七福整体院・整骨院」は、JR宮原駅徒歩2分の場所にあります。
※完全予約制となっておりますのでご注意下さい。

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第4回 ウォーミングアップ1/ラジオ体操編 – 連載企画「トレーナー中島のトラの穴」

トレーナー中島のトラの穴

ウォーミングアップについて

柔道整復師、スポーツトレーナーをやっております七福整体院・整骨院の中島です

 みなさま、ご無沙汰しております!!柔道整復師、スポーツトレーナーをやっております中島敦です!!

いつの間にか冬になってしまいましたね。記録的に暑かった夏はどこへ・・・。

そこで今回は、冷えた体を温めるはウォーミングアップについてお話いたします。
ウオーミングアップとは簡単に言いますと、練習前や試合前の準備体操の事です。
「なんだ~そんな事は知っているよ〜」と言わずに、最後まで読んで下さいね。

まず、ウォーミングアップには運動全般に共通する基本的な方法と、競技別に行なう方法とがあります。
今回は、どんな運動にも共通している、基本ウォーミングアップについての話です。
基本ウォーミングアップを行う目的は、一言で言うと体温の上昇です。体の内部を温め筋肉や、その他の組織(靭帯・関節など)の柔軟性を高めることで、

1.肉離れや捻挫など予防
2.筋肉痛の軽減
3.パフォーマンスアップ

おおまかに上記の3点の効果があります。
特に冬は、ウォーミングアップを怠ると、ケガに直結しますので、ご注意ください!

具体的な方法としては、軽めのジョギング&全身を動かすような体操&ストレッチを組み合わせて行なうのが一般的です。このコラムの第1回「アキレス腱断裂の予防法」、第3回「体幹のトレーニング」を織り交ぜて行なっていただいても構いません!!

この冬、当院でお勧めしている体操は、皆さんご存じ、夏の思い出の定番「ラジオ体操」です。
ラジオ体操をまじめにやると、全身の筋肉・関節・神経を連動させ、運動機能を向上させるという意味においては非常に有効な体操です。第二までやるとさらに良いですね。
格闘技が行なわれているときの後楽園ホールなどの控室に行くと、ラジオ体操をやっている選手・格闘家の方もいるので、剣道には特に向いていると思います!!

ウォーミングアップ 20分コース

重要なので最初にワンポイントアドバイスをお伝えします。
ジョキング・ラジオ体操は大きく深い呼吸をしながら行なうと、より効果的なウォーミングアップとなります。1、「軽いジョギング」
まずは5分程度軽くジョギングしましょう。歩くより少し早い程度のスピードで構いません。
※絶対にムリはしないでください!2、「ラジオ体操第一」
そして、ラジオ体操を行ないます!まず「ラジオ体操第一」を行ないましょう。

3、「汗をかくジョギング」
再び5分程度のジョギングを行ないましょう。最初のジョギングより早めに、軽く汗をかくぐらいが目安です。

※場合によってはこの時点で、充分にウォーミングアップが完了してしまう場合もあるかもしれません。ご自身の体調と相談して決めてもらって構いません。

4、「ラジオ体操第二」
仕上げに「ラジオ体操第二」を行ないます。

こんな流れでやっていただくと、約20分程度で筋肉や関節を大まかに動かし、効率的に体温を上昇させ、全身の筋肉や関節が柔軟になり、ケガの予防になります。

*気温の低い冬場は、なるべく暖かいウエアを着こんで行なって下さい。

ここで注意!!??

最近見かけたかもいるかもしれませんが、幻の「ラジオ体操第四」は行わないでくださいね。とりあえず見ててみください!


無理か・・・ 体操というか、「体操競技」になってしまっていますね・・・ こちらは「練習」「訓練」が必要ですね。

ウォーミングアップは剣道に限らず、どの武道・スポーツも一緒です。練習や試合の前に是非やってみてください。
次回は、剣道で特にウォーミングアップが必要な、

「肩のウォーミングアップ」

についてご紹介いたします!お楽しみに!!


中島 敦

・中島 敦(なかじま あつし)
・1982年 埼玉県出身
・資格 柔道整復師
整形外科・整骨院で修行後、スポーツ障害のケア、アスリートのコンディショニングに特に力を入れる。
「七福整体院・整骨院」をさいたま市北区(JR高崎線宮原駅)に開業する。
また、「アスリートの力になりたい」という想いから、師匠であるむらかみ予防医術研究所・村上先生とともに、トレーナー業務を行なう。

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プロボクサー、格闘家の試合前のコンディショニング
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第3回 体幹のトレーニング – 連載企画「トレーナー中島のトラの穴」

トレーナー中島のトラの穴

どんなメリットが

柔道整復師、スポーツトレーナーをやっております七福整体院・整骨院の中島です

 みなさまこんにちは!!柔道整復師、スポーツトレーナーをやっております中島敦です!!

今年の夏は本当に暑かったですね。前回のコラムでも書かせて頂きましたが、熱中症等の体調不良を起こさず練習、稽古を行なえましたか?熱中症は夏だけではなく、体調や稽古量によりどの季節でも起こる可能性はありますので、ご注意ください。

さて、今回はスポーツ、当然剣道でも大事な「体幹のトレー二ング」について書かせていただきます。
体幹トレーニングの方法にはいろいろと種類がありますが、今回は当院でプロボクサーに、実際に指導している体幹トレーニング方法をご紹介いたします。

まず体幹トレー二ングをするとどんなメリットがあるのかわかりやすく言うと

体の中心軸が安定し、パワフル&スピーディーな動きができるようになる。

これは、剣道でも非常に重要な事だと思います。

では、体幹トレーニングの方法をご説明させていただきます。
今回は、明日から使える3つのトレーニング方法をお教えします。

 

1.前後のバランス
2.左右のバランス
3.捩じれのバランス

 

激しい動きのあるスポーツには必ず必要な要素です。
剣道においても、打った時のバランス、体当たり、いなされたときに耐える為に必要です。

※細かいネーミングや筋肉の名前を説明する事は省き、簡単な説明とさせていただきます。

レッスン1 前後のバランスを強化するトレーニング

両肘とつま先を床につき、お腹を浮かせます。

 1.両肘とつま先を床につき、お腹を浮かせます。
極端にお尻が上がったり、膝が曲がってしまってはダメですよ。
後頭部から 踵までなるべく一直線なるようにキープです。
肘は肩幅程度の間隔を開けましょう。

へその少し下を意識して、腕と足を45度程度浮かせて

 2.へその少し下を意識して、腕と足を45度程度浮かせて
キープします。
お腹がプルプルしてくれば正解です。
手と足の指先までピーンと伸ばすよう意識しましょう。

レッスン2 左右のバランスを強化するトレーニング

横向きで右肘をつき、腰を浮かせます。

 1.横向きで右肘をつき、腰を浮かせます。
このとき、顔から足先まで一直線になるように意識します。

左肘でも同じように行ないます。

 2.左肘でも同じように行ないます。

レッスン3 捻じれのバランスを強化するトレーニング

捻じれのバランスを強化するトレーニング
捻じれのバランスを強化するトレーニング

左腕と右足・右腕と左足を上げましょう。
真っ直ぐよりも少し持ち上げるイメージで、背中やお尻がプルプルするところでキープします。

体幹トレーニングのポイント

1.全てのトレーニングは、慣れるまで5秒×3セットと少なめのセット数で良いので、丁寧にフォームに注意しながら行いましょう。簡単にできるようになったら、10秒×5セットを目標に行うとより効果的です。

2.常におへその下に意識をして、お尻の穴をしめる感じで行いましょう。 そうすることで、体の中心を意識しやすくなり、トレーニング効果が上がります。

3.手足の指先まで意識して行うこと。脳から一番離れた指先まで意識をめぐらせることで、全身のトレーニング効果が上がります。


中島 敦

・中島 敦(なかじま あつし)
・1982年 埼玉県出身
・資格 柔道整復師
整形外科・整骨院で修行後、スポーツ障害のケア、アスリートのコンディショニングに特に力を入れる。
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また、「アスリートの力になりたい」という想いから、師匠であるむらかみ予防医術研究所・村上先生とともに、トレーナー業務を行なう。

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第2回 熱中症の予防法 – 連載企画「トレーナー中島のトラの穴」

トレーナー中島のトラの穴

水分補給ができる準備を

柔道整復師、スポーツトレーナーをやっております七福整体院・整骨院の中島です

 みなさんこんにちは!!柔道整復師、スポーツトレーナーをやっております七福整体院・整骨院の中島です。

8月の練習は、暑さも加わり大変厳しいのではないでしょか?
今回のテーマは「熱中症」です。 ご承知の事とは思いますが、それでもあらゆるスポーツの現場で、この時期に熱中症は必ず起きております。
まず最初に言っておきたいのは、試合や合宿・練習前に必ずスポーツドリンク等、水分補給ができる準備をして臨んで下さい!

ここからは熱中症の症状や対処法など、私がスポーツトレーナーの現場で学んだ対策をお伝えしたいと思います!!

熱中症はどんな時に起こりやすいのか

熱中症はどんな時に起こりやすいのか

 人間は、体温が上がると体の表面の毛細血管を広げたり、汗をかく事で体温を下げようとする働きがあります。しかし、真夏の稽古は非常に高温で体温は上昇し、ジメジメしていますので汗はかきにくくなります。さらに剣道家の方は防具をつけていますので、環境としては非常に厳しく、体はオーバーヒートをおこしやすくなります。そのような状態が長く続くと熱中症を発生しやすくなります。

熱中症の症状

初期症状

1.めまい
2.吐き気
3.筋肉のけいれん

※上記の症状が起きた始めたり、または「なりそだなぁ」と感じた時にはまず、体を休め水分補給をしてください。

もしも熱中症になってしまったら

1.まずは、涼しく風通しの良い場所で、頭を少し高くして、膝を曲げて寝かせる。

2.名前を呼んで意識の有無を確認する。
耳元で呼びかけて反応が少ない場合は、意識障害があるので、至急救急車を呼ぶこと。 意識障害がある場合には、吐いたものをのどに詰まらせないように、顔を横に向かせる。

3.体温の測定
可能ならば体温計で体温を測っておく。熱中症でも体温が下がっている場合は毛布などで温める。ほとんどの場合は体温が上がっているので、首の横・腋の下・ももの付け根などをアイシングする。氷が無い場合には、濡れたタオルで体をまめに拭く事で体温を下げる効果が期待できます。

4.水分の補給
2倍に薄めたスポーツドリンクや、水を飲む。

ひどくなると・・・

1.意識がもうろうとする

2.言動の異常

3.吐く

4.失神

*このような症状がある場合には、至急救急車を呼び適切な治療を受けましょう。

熱中症を予防するワンポイントアドバイス

熱中症を予防するワンポイントアドバイス

 1.真夏は暑い時間の練習はさける。朝練または、夕練にするなど。練習量もその他の季節よりは少なめにするか、充分な休憩を取るようにすること。

2.こまめに水分を取る。具体的には20分~30分ごとに2~3口は水分補給する。できれば、塩分も取りたいのでスポーツドリンクを2倍に薄めたものを飲む事をおすすめします。

3.寝不足・体調不良に気をつける。特に下痢気味の時は、体内の水分量が減っているので要注意です。

熱中症は命にかかわる事もありますので要注意ですが、夏場の練習は体力・気力を向上させるには非常に大事なものだと思います。体調管理と適切な水分補給で上手に乗り切って下さい!!

 

 


中島 敦

・中島 敦(なかじま あつし)
・1982年 埼玉県出身
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また、「アスリートの力になりたい」という想いから、師匠であるむらかみ予防医術研究所・村上先生とともに、トレーナー業務を行なう。

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第1回アキレス腱断裂の予防法 – 連載企画「トレーナー中島のトラの穴」

トレーナー中島のトラの穴

アキレス腱断裂について

アキレス腱断裂について

 みなさま初めまして!!柔道整復師、スポーツトレーナーをやっております中島敦と申します!!

これから不定期ですが、ケガの予防やフィジカルトレーニング、ストレッチなどをわかりやすくお伝えして行きたいと思います!

ちなみに私は剣道経験者ではありませんので、多少「違うんじゃない?」なんて思われることもあるかと思いますが、ご了承ください。私の専門は、スポーツ選手のコンディショニング、または、アフターケアなどを専門としており、その視点でお伝えして行きたいと思います!!

初回という事で、今回は剣道家の方に起こりやすい、アキレス腱断裂についてご説明させていただきます。

アキレス腱とは、ふくらはぎの筋肉と踵の骨とがくっつく部分の事で、筋肉が束になり牛スジのように硬くなっています。本来はとても頑丈でちょっとやそっとでは切れませんが、ふくらはぎの筋肉が疲れることにより硬くなり、また長年の稽古の積み重ねでアキレス腱が痛んでいる場合に断裂しやすくなります。また、一度断裂してしまうと自然治癒しにくく、ほとんどのスポーツ選手は手術にてつなぎ合わせます。

剣道は他の武道やスポーツに比べてふくらはぎに負担が多いため、日頃のケアがアキレス腱断裂の予防には欠かせません。簡単に取り入れられる予防法をいくつかご紹介しますので参考にして下さい!

アキレス腱断裂の予防法

稽古前のウォーミングアップ

ウオーミングアップとは、稽古や試合の前に、体を適度に動かし暖かい血液を筋肉の末端まで流し、いつでも動けるか体に準備しておくことです。体がとっさの動きにも対応できる状態になるので、怪我をしにくくなります。

つま先立ち体操

1、ハの字つま先立ち

1-1ハの字(がにまた)で立つ
1-1ハの字(がにまた)で立つ
1-2つま先で立つ
1-2つま先で立つ

2、逆ハの字つま先立ち

2-1逆ハの字(うちまた)で立つ。
2-1逆ハの字(うちまた)で立つ。
2-2つま先を上げる
2-2つま先を上げる

足をハの字と逆ハの字で、5秒間つま先立ちをします。各3回ずつが目安で、痛みがあれば辞めて下さい。
ふくらはぎのいろいろな筋肉を使うことで、血流を促し、急な動きに対応できるように準備します。
ふくらはぎの筋肉量が増えるので、さらに素早い動きに対応できるようになります。

アキレス腱壁押しストレッチ

アキレス腱壁押しストレッチ

通常のアキレス腱伸ばしの要領で、さらに壁をゆっくり押していきます。
ポイントは膝裏を伸ばすイメージで10秒程度息を吐きながら優しく伸ばす。
左右各3回程度やると、ふくらはぎからアキレス腱がストレッチされ、柔軟なアキレス腱になります。
グイグイと反動をつけずに、ジワジワ伸ばすのがポイントです。

稽古後のアフターケア

アフターケアとは、稽古や試合後に発生する筋肉の疲労物質を、体の外に排出しやすくする事で、常に体を良い状態で保つ事ができます。稽古後は、急に運動を辞めないで、5分程度歩いてからストレッチや整理体操を行ないましょう。
その後にご自分でふくらはぎをマッサージすることで、さらにアキレス腱断裂の予防となります。

ふくらはぎマッサージ

ふくはぎの上の方からゆっくりとつまむ
ふくはぎの上の方からゆっくりとつまむ
ふくはぎの上の方からゆっくりとつまむ

優しくつまむ感じで、ふくらはぎの上からくびれるところまで、3往復程度、ゆっくりと!!
ポイントはふくらはぎを優しくつまむことです。例えますと豆腐を崩さずにつかむイメージです。
注意点は、絶対にアキレス腱はマッサージしないで下さい!ふくらはぎだけをマッサージしましょう。
さらに、家に帰り入浴する際、湯船につかりながら足首を良く回しましょう。
外回し・内回し各10回程度。大きく、大きく回すことで足首の柔軟性が高まります。

ワンポイントアドバイス

実際にアキレス腱断裂を起こした患者さんに聞いてみました。

 

1. 急いで練習に入り、準備体操が足りなかった
2. 数年ぶりに稽古をして無理をした
3. 以前から、アキレス腱やふくらはぎに痛みや張りを感じていた

 

該当する方は、要注意です!体は正直なので雑に扱うと、機嫌をそこねますよ!

是非、予防法を実践していただき、怪我無く剣道を続けて下さい!!

それではまた次回お会いしましょう!!

執筆 七福整体院・整骨院 院長 中島 敦
スペシャルアドバイザー むらかみ予防医術研究所


中島 敦

・中島 敦(なかじま あつし)
・1982年 埼玉県出身
・資格 柔道整復師
整形外科・整骨院で修行後、スポーツ障害のケア、アスリートのコンディショニングに特に力を入れる。
「七福整体院・整骨院」をさいたま市北区(JR高崎線宮原駅)に開業する。
また、「アスリートの力になりたい」という想いから、師匠であるむらかみ予防医術研究所・村上先生とともに、トレーナー業務を行なう。

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