【速報】11/16 第73回全日本学生剣道優勝大会2025

国士舘が二連覇！決勝で筑波大との激闘制す！！

第73回全日本学生剣道優勝大会が2025年11月16日(日)、大阪府Asueアリーナ大阪(大阪市中央体育館)にて開催された。試合は男子七人制団体戦、トーナメント戦。大会へは地方大会を勝ち抜いた64チームが大学日本一を目指した。

準決勝、国士舘は法政大と対戦し、リードを許す厳しい展開となったが国士舘4年の藤堂、久米田、そして大将戦で中田が勝利し逆転勝利で決勝進出を決めた。筑波大と鹿体大の準決勝も劇的な幕切れに。鹿体大が本数1本リードでの大将戦、筑波・菅野が試合時間をフルに使い攻め続け、試合時間残り数十秒の段階でメンを決め逆転勝利で決勝進出を決めた。

決勝戦、筑波大先鋒・小柳が一本勝ちしたが、国士舘は次鋒・藤堂、五将・留場で逆転。筑波大・菅野は勝利が必要な大将戦となるも、ここは国士舘・中田が冷静な試合展開を見せ二本勝ちで国士舘が3-1で大会二連覇を果たした

国士舘・久保監督インタビュー

前回の優勝から氏家先生に「変わりなさい」「同じことするな」っていうことは言われていました。昨年とは違う子たちをまた違う意味で、同じこと繰り返さない。それぞれが、技を磨いたり、いろんな形を変えてレベルアップを目指しました。（去年と今年のチームの違い）去年のは池田が中心メンバーでしたが、今年は4年生が中心となり、中田、久保田らが引っ張ってくました。今日、インフルエンザで1人来てなくてですね、本当にどうなるかなっていう感じだったんですけど、本当によく持ってくれたなと。（久々の連覇について）もう、もう全然そんな連覇なんていうの考えてませんでした。一戦一戦、とにかく、やっていくことを考えてました。もう本当に苦しい中で、準決勝では久米田が最後に1本取って、あそこつないでくれたら中田はなんとかしてくれるかなという風に思っていました。決勝を含め4年生が頑張ってくれて、本当に良かったなと思います。試合を通して、勝っても負けても色々あると思うんですけど、そこは気にしないで攻めようっていうことを伝えていましたので、よく攻めてくれたなと思います。

筑波大・鍋山監督インタビュー

関東学生大会が終わってからここまで、よくみんな頑張ったと思います。ただ、やっぱり国士舘との力の差をちょっと感じましたね。また次に向けてですね、やっていきます。国士舘に勝るような打突力を身につけてもらえるようにやっていきたいと思います。

国士舘・中田選手インタビュー

（今の心境は？）4年間頑張ってよかったなっていう気持ちです。（去年と今年の違いは？）去年は4年生の先輩を勝たせたいっていう一心で、もう本当チームのために、先輩のために戦ってたんですけど、今年は一番上になって、後輩たちが先輩を勝たせてあげるっていう気持ちがすごい伝わってきて・・・もうそれに感動しながら毎日稽古、そして試合してっていう感じでした。去年もすごい嬉しかったですけど、今年もすごく、また違う嬉しさがあります。

結果

優勝　国士舘大学

二位　筑波大学

三位　鹿屋体育大学、法政大学

ベスト8

大阪体育大学、専修大学、東海大学、早稲田大学

決勝

・筑波大×國士舘

準決勝

筑波大×鹿体大

國士舘×法政大

準々決勝

・○筑波大×大体大×

・×専修大×鹿体大○

・×東海大×國士舘○

・×早稲田×法政大○

3回戦

○筑波大1代表1日大×

→代表戦：○田城（メ　勝ち　）大隈×

慶応大×大体大

専修大×流経大

京産大×鹿体大

東海大×東洋大

拓殖大×國士舘

東北学院×早稲田

法政大×順天堂

2回戦

※第5試合場分　東海大×朝日大、東洋大×別府大のスコアがありません。ご了承ください。

筑波大×近畿大

日大×中京大

京都大×慶応大

中央大×大体大

→大接戦！大体大が大将戦で勝利し3回戦進出

北海道大×専修大

流経大×志學館大

星城大×京都産業大

日体大×鹿体大

東海大×朝日大

東洋大×別府大

関西大×拓殖大

立命館×國士舘

東北学院大×学習院大

早稲田大×同志社大

法政大×関西学院大

→代表戦で法大・鮫島が勝利

×清和大×順天堂○

1回戦

・前回王者・國士舘は中四国王者・岡山商大から勝利。2回戦で立命館と対戦へ

・中京大が国武大から勝利。

・鹿体大は駒澤大に勝利し、2回戦で日体大と対戦へ

1回戦スコア

開会式。試合開始、1回戦は10時から

組合せ

第73回全日本学生剣道優勝大会

第73回全日本学生剣道優勝大会が2025年11月16日(日)、大阪府Asueアリーナ大阪(大阪市中央体育館)にて開催。試合は男子七人制団体戦、トーナメント戦。大会へは地方大会を勝ち抜いた64チームが大学日本一を目指す！

前回大会優勝の國士舘は1回戦で中四国王者・岡山商大と対戦。前回二位の鹿屋体育大は駒澤大と初戦から見応えのある対戦となった。勝ち上がると日体大と東北大の勝者と2回戦で対戦となり、第4試合場は激戦となりそうだ。関東王者・筑波大は第1試合場の1試合目で酪農学園大、関西王者・大阪体育大は環太平洋大と1回戦から強豪対決。

今年の大学日本一はどこになるのか！LET’S KENDOでは速報予定！！